上村松園展

朝からお天気も良くてお出かけにも気持ちよい一日でした。
１０時に竹橋の近代美術館に大作が多いからゆっくり見ることが出来ました。
先日のNHKの日曜美術館で取り上げていて解説が上村淳之さんだったので録画して昨日ゆっくり見ました
その中で上村松園は

【私は大てい女性の絵ばかり描いている。しかし、女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。

一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである。

私が女性画（特に時代の美人画）を描く心の中には、この美しい日本髪の忘れられてゆくのを嘆く気持ちが有るのだと言えないこともない。・・・・・】と語る。16歳で描いた「四季美人図」から始まった60年に及ぶ松園の画業は、この「初夏の夕」で終わりました。
今回その絶筆の『初夏の夕』も展示されていて７４歳とは思えない力強く気品のあるものでした。
もう上村松園展は１０回は行っていてもそのつど新しい発見があり、決して画集などではとても感じることの出来ない美しさと色合い、感動の連続でした。

外に出ても関連グッズを買う人であふれてチケット売り場も長蛇の列でした。

１２時半頃KKRホテルの１２階皇居が見える「たけはし」という和食会席で今年お初の松茸御膳を頂きました。
美味しかった～。
夫は夕方から同期会でたまプラザーまで出かけて行ったので帰ってからも楽チンでした。

今日はこれから姉と薬用植物園にお花の写真を写しに出かけます

絶筆作品・・初夏の夕
サイトからお借りしました