飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

社会科の問い作り

2025年02月21日 14時07分42秒 | 社会科
社会科における発問の系統はどうなっているか。
また、発問を考える型はあるのだろうか。
一つの考え方がある。

社会科における発問には三つの段階がある。
①理解……身近な社会的事象について事実を知る
②考察……社会的事象間の因果関係や一般的な法則性について考察できる
③判断……学んだことを活用して社会的事象について事実を知る

次にこの三つの種類の具体を考えてみる。

①理解……いつ・どこで・だれが・何を(When/where/Who/What)
     ・火事が起こった(とき)消防士はどうするか?
     ・(どこ)に感知器はあるか?
     ・火を消すのは(だれ)か?
     ・火を消すには(何が)必要か?

②考察……なぜ・どのように(Why/How)
     ・(なぜ)119番は通信指令室につながるのだろう?
     ・わたしたちの町は(どのようにして)火事を防ぐのだろ

③判断……どうすべきか(Which/Should)
     ・火事を起こさないた大切な工夫は(どれ)だろう?
     ・火事を備えた身を守るために何を(すべき)だろう?

基本的なことだが、問いをつくるときに一つの方法とはなるだろう。

saitani




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