飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

3年生 道徳科 「光の星」

2024年02月28日 13時28分48秒 | 道徳科
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(1) 登場人物  赤い星
      青い星
      三つ目の星
      かささぎ

(2) 場所    天の川 古い木の根元

2 授業展開
 
〇もし、君たちが目の不自由な人からこんな質問をされたらどう答えますか。
 「ねえ、美しい人ってどんな人のことをいうの?」

 ・背が高くて、スタイルのいい人のことだよ。
 ・頭がよくて、そのことを自慢しない人。
 ・色が白くて、髪の毛の長い人。 
 ・鼻が高くて、目がぱっちりしている人。
 ・やさしい人のこと。
 ・人が困っているときに助けてくれる人

〇赤い星や青い星は、美しい星だと思いますか。
【思う】
・サファイアやルビーの宝石のような光を放っているから。
・夜空に光を放つ星だから。

【思わない】
・外見ばかり自慢しているから。
・かささぎを助けなかったから。
・自分のことを優先させているから。

〇赤い星や青い星は、かささぎを助けませんでしたw。
 それはいけないことだと思いますか。
 【悪い】
・困っている動物を助けないから
・自分のことを優先している。
・水はまたくみに行けばいいこと。

 【悪くない】
・死んでしまうような病気ではない。
・自分でくんだ水を自分で使うことは割ることではない。

〇もし、三つ目の星が、かささぎを助けなかったら金色に光ることはなかったと思いますか。
【金色には光らない】
・良いことをすると光るので、助けなかったら光ることはなかったと思う。
・これまでも三つ目の星はよいことをしてきたかもしれないけど、今まで光らなかったのだから、かささぎを助けるくらいでは光らない。

【金色に光る】
・かささぎを助けなくても三つ目の星のやさしさはいつも心の中にあるものだから、その優しさを持ち続ければいつかは金色に光ると思う。
・金は特別な色だから、心の美しさがあれば光る。
・赤い星や青い星の光は目にみえる光であり、三つの目の星には目には見えない光があるから、将来的に金色に光る機会もあると思う。

〇授業の最初にきいた質問を覚えていますか?
 実はこの話は本当にあった話です。
 バスに乗っている親子がいました。
 その男の子は目が不自由で目が見えません。
 バスの乗客のこんな会話が聞こえてきました。
 「ねえ、あの人、すごい美人だよね。」
 そこでその男の子はお母さんに質問しました。
 「お母さん、美人の人ってどんな人のことなの?」
 お母さんはこんなふうに答えました。
 「心のやさしい人だよ。」
 すると男の子は、お母さんに、
 「じゃあ、おかあさんは美人だね。」
 と言いました。

〇先生の好きな本の中の言葉を最後に紹介したいと思います。
それは、この本です。
サン=テグジュペリという人が書いた「星の王子さま」という本です。

その中にこんな言葉があります。

「とても簡単なことだ。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えないってこと。
いちばんたいせつなことは、目に見えないんだ。」

たとえば、家族や友達など、その人たちを大切にする想いや愛情は、目には見えないですよね。
けれどもそこには確かに「絆」や「愛」があり、共有した「時間」があります。
目に見えないけれど、それがとても大切なことだと、教えてくれている気がします。

〇授業の感想を書きましょう。

saitani

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