黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

雪の残る四阿山(2354m)

2019年05月15日 | 上信越・尾瀬
登ってみたいけど遠くて機会はないだろうと思っていた四阿山(あずまやさん)と根子岳(ねこだけ)に登るチャンスがやってきた。

孫のCくんの2才の誕生会を湯田中温泉でやりますと、連絡が入ったのは正月明けそうそうだった。
湯田中温泉と言えば長野県か。
よしよしとその近くの山を探したら、四阿山が車で一時間くらいで登山口に行けると分かった。
もうこんな機会はない、行くぞー。


4月29日(月)晴れ
7:30 登山口のある菅平牧場に到着。
今日はツレ、子との三人登山。

一番近い駐車場はもう一杯だったので、すぐ下のところへ止めた。



ここの標高はすでに1591m。
振り返ると、北アルプスがきれいに見えた。



案内板を確認し、四阿山の表示がある右へ進むと



菅平牧場のはずれに登山口があった。



寒いからかまだ牧場に牛はいなかった。



のどかな景色はこの辺までで、ビックリすることが待ち受けていた。


おーおっ!!雪なの??



この辺りでは驚くだけでまだノンビリしていた。
ツレと私はアイゼンを持っているのに雪のことなんて考えてなかった。
「家に(アイゼンが)あるのに・・。」とぼやく。

雪ナッシングなので道はみえる。



雪のために道が分からず、呆然と立ち尽くす。

踏み跡を確認して歩き出した子。


雪が多くなったらいつでも引き返そうと話しながら登る。


小四阿(こあずまや)を通過。



その後も雪はあったり



なかったり。



危なっかしいトラバースにも雪が・・。



樹氷みたいだ。





10:35 やっと根子岳との分岐に到着。
下から吹きつける強風が体温を奪っていく。
冷たいおにぎりを立って食べる。

あまりにも寒いし積雪具合がわからないので「もう帰ろうよ」とついつい弱音を吐く。
二人が「せっかくここまで来たんだから。もうちょっとで頂上だよ、行こうよ。」と。
仕方ない、付いていくか。


この時点で根子岳の様子がわからないので、四阿山だけにしようと決めた。


分岐を過ぎると、雪の量が多くなった。
アイゼン無しで登るにはきつすぎる傾斜。



帰りの下り方が気掛かり。
どうやって降りる?





10:58 頂上に到着



標柱が埋もれていた。



どれくらいの積雪なんだろう?



360度の展望。
話好きのおじさんが山の説明をしてくれるけど、下りが気がかりなので早々に降りてきた。



晴天だからか、雪はシャーベット状に近い。
靴底を滑らしてスキーのように降り、緊張感はあるけど楽しい下りだった。

今回の大反省は、情報収集をしなかったことだね。
天気だけを気にして、雪がまだあるなんて思ってなかった。
登って出会った人たちは全員アイゼンかチェーンスパイクを着けていた。
着けていなかった人たちは途中で引き返していた(潔い撤退の二組に出会った)。

何事もなかったから良かったけど、危ない登山をしたと肝に銘じよう。


今度は雪のないときに根子岳と縦走したいねと、三人で帰路に着いた。


岩櫃山の麓に

2018年11月04日 | 上信越・尾瀬
岩櫃山に登った帰り、駐車場に戻る道でオープンガーデンを見つけた。

OJさん「オープンガーデン?、コーヒーもあるのかな?」
私「ないと思うよ、庭を見れるだけだよ」
植物大好きなOJさん「入ってみたい!」
(ハイハイ、どうぞ)という訳で、お邪魔してみることに。



ガーデンのご主人が庭の手入れをしていたので、挨拶し見学させてもらう。

数えきれない種類の植物が、ゆったりした斜面の広々した敷地に植えられている。(いいなあ、羨ましい)




10年前くらいに岩櫃山に登り、この斜面の敷地に一目ぼれしすぐ土地を手に入れたそうです。
だって、このナイスビューですものね。

家も、庭もすべて自分で何年もかけて作りあげたそう。


庭も素敵でしたが、私の注目は手作り品。

欲しい(買いたい)と、言ったら「羽が片方がうまく回らないので、売るわけにはいかない」と。


可愛いすぎる、本物みたいです。


バラのアーケードやテーブルなども手作りばかり。

庭を手入れして、木工品も作る。
時間がゆっくり流れるのかな・・憧れの集大成だな~。
なにより岩櫃山の借景?もベストマッチ。

コーヒーを出してくれた(ラッキー)。
飲みながら、「また来てください。泊まってもらってもいいですよ」なんて言われてひと時の極上の幸せを味わった。

OJさんは「また来たいね。泊まってくださいだって」と、来る気満々で満足していた。












スリル満点な岩櫃山(いわびつやま)へ

2018年10月31日 | 上信越・尾瀬
10月17日(水)
職場の同僚OJさんと二人で前から行ってみたいねと話していた群馬県の岩櫃山へ行ってきた。

天狗の懸け橋と呼ばれる狭い岩稜や鎖場がたくさん出てくるのでスリルを味わえるらしい。

私は怖いもの見たさでドキドキだが、OJさんは剱岳を登っている超健脚なのでたぶん朝飯前の山だろう。

ちなみに、OJさんのお母さんは私と同じ年齢だって。
親子de登山へいざー出発。


朝6時に自宅を出発。


9:20 登山口のある古屋駐車場に到着。
平日のためか誰も停めていない。



目の前に岩櫃山の全容がドーンと見えて、二人のテンションが上がり始める。
私「あのてっぺんのギザギザを登るのかしら?」
OJ「違うでしょ、下を行くのよ」

果たして、どんなルートが待っているのか?



T字路から岩蜜登山道へ曲がる。



登山道入り口だけど、「三合目」でもある。



100mくらいで「四合目」の看板。
二人で笑ってしまう。



すぐ「五合目」



ザレザレした荒れた坂を



軽い足取りで登り



余裕のポーズのOJさん。



ハシゴを登り



10:17 いよいよ天狗の懸け橋です。
もちろん右方向の迂回路ではなく、左にいくルートを選択。



幅50㎝、長さは2~3mくらい、両側は切り落ちている。
欄干のない橋だよ~。



私から先に渡ります。



立って渡ろうと思っても怖くて、四つん這いになっちゃった。
だって靴の幅さえない、トンガリ岩なんですから。



次はOJさん。



普通に歩き、笑顔で止まって決めポーズ。



この後もアップダウンが次々に出てくる。
麓で全容を見たギザギザの岩峰通りに、登山道があるようだ。


ここの岩場の鎖はとても細くて心もとない。
もっとしっかりした太いクサリが欲しいと思った。



穴の開いた岩を抜けたら



眼下に集落が見える。



小さな山のはずなのに、登りがいや見どころ満載。


崖上のトラバース風の切り立った道。
しかも壁がせり出しているので、私は通るのに怖い思いをしたけど
OJさんはニッコニコ。



急な岩場を登りきると



10:53 山頂に到着。



眺めを堪能したら



登ってきた垂直に近い下りを降りよう。
頂上にいても、この岩を下るかと思うとドキドキで本当は眺めなんか楽しめなかった。


いつもはクサリをつかまないOJさんもクサリに手をやり万が一の滑りに備えている。

私はクサリに体重をかけちゃいけないと思いながらも、ぶら下がるように降りてきた。
それにしても、この岩場のクサリは細すぎる!!


沢通りルートを平沢登山口まで一旦降り、また尾根通りルートで駐車場に帰る。
何だかんだで二往復歩くことになる。
OJさんこのくらい歩かないと、歩いた気がしないらしい。
私は一往復で充分ですが。


下りだって「えっ!」と足が止まっちゃうハシゴもあった。



私の後ろにいるのは、頂上で出会ったオジサン。
登山経験がないので一緒に降りてくださいとお願いされた。

岩手から来て福島・群馬・長野などの観光地を巡っているそうです。


なかなか話の面白いオジサンであっという間に平沢登山口まで降りてしまった。

「ブログを書いていますので、(私たちの)写真載せていいですか?」と。
「どうぞ」と二人でカメラに収まり、ここでお別れした。

お昼をゆっくり食べ



無事に赤岩通り登山口に着きました。





































猫耳へ登ろう谷川岳

2018年08月25日 | 上信越・尾瀬
三年前に谷川岳に行ったときはガスで頂上の景色がまったく見えなくて残念な思いをして降りてきた。
再度登れるチャンスはないだろうと考えていたが、子が谷川岳に行きたいと言い出したので「よしよし!」と内心思い同行した。

谷川岳の頂上は「トマの耳」と「オキの耳」と呼ばれる双耳峰なのだ。
トマとは手前、オキは奥という意味らしい。
二つ並ぶと、猫の耳みたいで可愛らしいとかというウワサあり。
晴天の空に浮かぶ猫の耳・・猫派としては実物を確認せずにはいられない。


8月19日(日)
家からは車で3時間くらいで谷川岳の麓までいけるのだが、朝が苦手で早朝出発は無理。
なので前回同様「土合山の家」に宿泊した。

宿の夕飯。
赤城牛の陶板焼き美味しかった。

もちろん煮付けや他の手作り料理も超美味でした。


8月20日(月)
8:00 谷川岳ロープウェイ駅からロープウェイに乗り天神平駅に到着。

今日の天気は言うことなし。
二つの耳がクッキリと見える↓でしょ?

俄然テンション


出だしは平坦な木道だった。



樹林帯から抜け出すとちょっとずつ岩場が顔を出してくる。



急な岩場は高度を稼いでくれるので、



目に飛び込んでくる山々の高さも変化が早い。



木段あり



ゴロゴロ石と木のミックス段あり、足が上がらずもうヘトヘト。

でも子に置いて行かれたって、今日の晴天は心強い味方だ。


絶壁に立つ肩の小屋に到着。

中は休憩でき売店もあるのに、道路側には看板もなく営業していることがわかりずらい謙虚な小屋だ。
ちなみに宿泊もできる。


頂上らしきトンガリが・・・見えた!



11:23 はぁ・・一つ目の耳「トマの耳(1963m)」とうちゃーく。




三年ぶりの再会だ。



ずっと遠く幾重にも山脈が見え



振り返ると登ってきた道筋も確認できる。

来て良かった。



さて次は・・・もう一つの耳のオキへ



進もう。



11:00 「オキの耳(1977m)」へ着いた。
こちらが高いので頂上だ。



人気のオキの耳、記念撮影の人たちが順番待ちをしている。



この先は垂直に切れた崖、落ちたらおしまい。




昼ごはんを食べたらガスってきた。

山の天気は豹変するから、サッサと帰ろう。


下りはきれいな緑の笹原が斜面いっぱいに広がっているのが目に入る。
こんもりしていると茶畑に見えてしまう。



リンドウがたくさん咲いていて見頃だった。



鎖場の急な岩場
前回はすれ違う人たちで渋滞ができていたが、今日はスムーズに降りられた。



気が付くと後ろを歩いていた子が、時々かがんで何かを拾い小さな袋に入れていた。
クリーン登山ならぬクリーン下山をしていた。
道にはアメの空袋や紙くず、タバコの吸い殻など落ちていた。
そのまま通り過ぎてもいいけどね。
麓までにこんなに収穫あった?(傘の柄まで落ちていたよ)

すれ違う人がなくゆっくり降りてこれたから、「拾おうか」という気持ちになり私も参加した。



前回は9月の連休に登ったので、谷川岳って大渋滞が発生する山だって認識があったけど、今回は夏休み中なのに平日に登れば混雑せずに快適登山ができる事が分かった。





子持山(1296m)  獅子岩はゴジラみたいだ

2016年11月16日 | 上信越・尾瀬
今回のお山は、心の中に半年以上燻っていた子持山
理由はこちら
岩がおもしろいと聞いていたので、ぜひ登ってみたかった。
前回のリベンジをいざ果たさん





11月13日(日)
初めは7号橋駐車場まで行き停めるつもりだったが、「通行止め」のコーンが置いてあったので、仕方なく途中から引き返しかなり手前の駐車場に置いた。

8:50 駐車場出発
小さな橋が1号橋から7号橋まである



とことこ・・    



これ道路?・・全壊、崩落 これじゃクルマ通れない

一部分ではなく、岩が転がっていたり、陥没してたりが登山口まで続いていた。


9:40 50分歩いてやっと7号橋、登山口に到着



キツネくん行ってきま~す



屏風岩が眼の前にそそり立つ、でかすぎ~~



山もなにげに倒木が多い



クサリ場登場



三点支持というより、四つん這い



岩のトラバース 道はなく岩の狭い段々に足を乗せて渡る 



子よ、腰が引けてますよん



上がったら、紅葉がキレイ



屏風岩のてっぺんが見えた クサリとハシゴが付いている
「おっ、こっちだね~」と、3人で思い込む。
足が上がらなくても膝を着いて上がった・・・






ツレも登る・・この人高いところが苦手。



先へ先へ行く二人、(私から)あまり離れないでね



先に行っていた子「もう、行けな~い」と叫んで座り込む、行き止まりだ(汗)

ここは通り道ではなく、往復するところだった


私たちの後から登ってきたこの男性、この後私を助けてくれた
絶壁でポーズ!
下にいる奥様が「高いところは苦手」と、撮る専門。

せっかく登ったはいいんだけど、ここを引き返さなくちゃいけないハメに
でも、怖くて降りれない・・私。
リュックがなければなんとか降りれそうなので、リュックを下してみた。
下に降りていた男性が私たちの会話を聞いて、リュックを持ってあげると。
すいすいと登ってきてリュックを持ち降りてくれた。
助かった~


平らな道がない、アップダウンの連続



獅子岩が遠くに見えてきたぞ。
4~5人クライミングしているのわかりますか?(赤いマークのところ)

私には「ゴジラ映画」のゴジラにしかみえませんが。
子どもたちが小さい頃、何回も見に行ったな・・なんて思い出していた。


尾根道との分岐



獅子岩の基部、ここから上がって左に進む



12:20 獅子岩に到着



鉄の輪がつながったハシゴを登るが、グラグラと動くのでかなり怖い思いをする。
先ほどの二人連れが先に到着していて、展望を楽しんでいた。



どこのお山かな?



沼田市内が見える


ハシゴを登った上にもう一つクサリで登る岩があったが、(私は)足を引っかける場所に届かないのと怖さであきらめた。
20分程(怖さを)堪能し、次は昼食。

ところが適当な場所が見つからないよ~と、空腹Maxでしばらく歩く。

13:10 「ここにしよう」と、次の分岐前の小さなピークでリュックを下ろす。
そうしたら、さっきのご夫婦が食事の準備をしていた。



今日はトン汁だよん

休んでいても寒くない、11月なのに。


13:30 ご夫婦が「頂上まで行く予定だったけど、かなり時間が掛かってしまって。4時前には戻っていないと暗くなりますから降ります、お先に~」と来た道を戻って行った。

それを聞いて、「私たちも頂上まで一時間くらいかかるなら、やめようか。ここまででも充分だよね」と納得して降りることにした。


「頂上へ行けなかったから、またくるね」



ピストンするにはあまりにも急傾斜な下りなので、緩斜面の樹林帯を降りることにした。



元々暗いのか、陽が落ちてくらいのか分からないくらい寂しい道だった



15:10 荒れた車道が見えた

そしてまた50分歩き車まで戻ってきたよ



16:20 今日の日帰り湯は「あかぎの湯 ふれあいの家」
入浴料300円なり。市内の人は200円なり。

地元民オンリーの楽しいお湯だった。



















谷川岳の麓 それでも山へ

2016年10月12日 | 上信越・尾瀬
10月9日(日)
元々、長野県・戸隠近くにある黒姫山に登る計画をしていたが
雨予報が変わりそうもないので、中止
それでもどこかに行けないかと、登山の支度をする
群馬の子持山をめざして一路関越道を北へ・・ go


途中でやはり雨が降ってきた
「仕方ない、どっか日帰り温泉と道の駅に寄って帰ろうか」と、変更を提案
子「じゃー、谷川岳の麓でもいいから散策したい~ 
ということで、行く先が決定

麓っていうから、水上温泉あたりかな?なんて思っていたら
谷川岳のロープウエーで上がって散策なんだとか



すれ違う下りのロープウエー
お客さんは少ない



紅葉はボチボチ・・



登山道がちゃんとあった



上機嫌の子



天神平駅に到着したが、雨も風も強い
霧でもちろん谷川岳山頂は見えず

散策は10分くらいで終了(笑)


レストハウス
外の景色は霧だけだった

意外とお客さんがいた


ここまで来たから子は満足したと 

定番の道の駅に寄り、「湯テルメ谷川」の温泉に浸かって帰った。

山ツツジのお出迎え 赤城山

2016年06月01日 | 上信越・尾瀬
5月29日(日)晴れ
ハイキングクラブで、群馬県赤城山に登った

9:15 黒檜山(くろびさん)登山口
私たちのグループの他に、小学生の親子登山隊?も同時刻に出発したのでなかなか進めない
頂上に着くまで大賑わいだった



いきなり急登が始まる
でっかい岩がゴロゴロと転がる急坂がず~っと続く



急斜面なので高度は稼げる
時折り大沼(おぬま)が見え、登るにつれて全体が見渡せるまでに登ってきた

真ん中にみえるのが赤城神社


延々と岩登りが続き、もういいかげん休みたいと思った頃に
以外とあっけなく1時間20分で頂上に到着する
黒檜山1828m



山頂からの見晴しはないが、空が広くてきれい



山ツツジのトンネルをくぐりながら、坂を下りる



駒ヶ岳1685m到着



ここの展望は遠くまで見えるが、残念ながら霞んでいた






駒ヶ岳からまた急斜面を降りてくると、覚満淵(かくまんぶち)に到着
小尾瀬と呼ばれる静かな湿原が周囲に広がっている



湖面ではカルガモもゆっくり新緑を満喫していた?






13:45 赤城山ビジターセンターに無事到着








お~い、子持山登山口

2015年12月07日 | 上信越・尾瀬

昨日は群馬県にある「子持山」に子と行ってきた。
が、登れなかったのだ。


朝7時に自宅を出た。
天気良し。
順調に(ナビの示すまま)高速を降りて子持山登山口を目指し着いたー。
が、どうも私たちの目指す登山口ではないようだ 駐車場がないよー


地図を見ながら、子持山の麓であろう付近をウロチョロしたが、ガイドブックにある目印の「六号橋」や「子持神社」が見つからず時間が過ぎていく。
とうとう11時半を過ぎてしまった 
予定では10時前には登り始められるはずだったのに。

子は初心者、私は高齢者。リスクは避けようということでこの時点で登るのは止めようという事になった。
車の中で持参したおにぎりなどを食べる。
「登山口だけは見つけて帰ろうー」
と(レベルの低い)決意をする。

それから、また探しまわりやっと子持神社の鳥居と出会う。
その脇の細い山道をしばらく登って行くと、小さな橋(六号橋)のそばに駐車場があったのだ。



ナビに地点登録し「今度は迷わず来れるね。春になったらリベンジしよう」と。

子持神社あたりから沼田市内を見る。





晩秋の赤沢山散策と社会科見学

2015年11月09日 | 上信越・尾瀬

「毎週、山に行って大丈夫かな」と影でささやかれているとか、いないとか。

今週も行ってきたよ、群馬県にある赤沢山(1454m)。
私にとっては「そんな山、知らないな」の世界だったが。

あいにくの雨のため、ちょっとだけ山に登り途中から引き返してきた。

急坂・落葉のなかを歩く

ほとんど葉が落ちてさびしいが、毎週登っていると季節の移ろいが目に見えてわかる。
自分の足で山の冬支度を体感できる。


奥四万湖
周りは紅葉があった



晴れていたら見応えがあったでしょう。



稲包せせらぎ公園へ






ネバリ草
茎がネバネバしている



四万温泉 清流の湯

露天風呂からも紅葉が見えた。


時間があったので社会科見学に行く。

八ツ場(やんば)ダム
40年前くらい前から、数千億という巨額を投じて計画されたダム工事。
反対運動や民主党政権での中止等々あり、現在も本体工事には至っておらず渓谷の美しいスポットだった。

「もうできないと思うよー」「いらないね!」「負の遺産登録しちゃえば」なんて声が多かった。
「オレの税金を使いやがって」も。

水系を壊すのはいらない。






断崖絶壁 荒船山

2015年11月02日 | 上信越・尾瀬

昨日、佐久市にある荒船山に行ってきた。
標高1422m、巨大な船を思わせる山として知られている。
全景 



ハイキングクラブの方々と内山峠の登山口の細い道から歩き始める。
かなり気温が低い。
アップダウンを繰り返したり、日当たりの良いところに出たりしてようやく体が温まる。



ハシゴや岩の登りも少しあった。



山頂が見える







頂上は平たくなっているので、こんな風景の中も歩く。




艫岩(ともいわ)に到着。
ここも平たいが「この先は断崖絶壁」の表示が出ている。
この先は200mの垂直断崖になっている。
2009年「クレヨンしんちゃん」の作者臼田儀人さんが、ここから滑落して亡くなり、名前が知られるようになった。

ほんとにこわ~い直角の断崖。
やっぱりこれは落ちるね  。覗き込むことができなかった。



遠くに雪を冠した北アルプスがみえた。(感激)
槍ヶ岳も見えると教えてもらったが、私にははっきりわからなかったな。



経塚山に登る途中。
霧氷がたくさん。霜柱ではないらしい



経塚山山頂。眺望はよくない。。
大きな標識は判別不明で(ちっちゃな)これだけだった。



下り
やはり紅葉は終わりつつあった。



かろうじて見つけたもみじ。



最後はやっぱり  これでしょ 
夏は汗を流し、寒くなったら体を温める温泉。
登山帰りの人がたくさんいた。



道の駅で買っちゃった。
下仁田ねぎは有名だし、白菜は安かったから。

一緒に行った人から「リュックより、重いでしょ」と。
何しに行ったのかわからないね。
私のことですから。

登ったけど、いまいちどんなルートで登ったのかわかっていない自分。
頂上と艫岩との位置関係がわからなかった。
ゴメンナサイ