9月24日(日) 2日目
5:30 青年小屋の朝 雨は心配なさそうだがスッキリ晴れておくれ
5:40 朝食 今日も手作りのごはんが出て来たぞー
形だけでは何?って思った卵焼きも、シュウマイもまたまたおいしかった。
コーヒーを注文したお客さんには、ご主人が豆から挽いて淹れていた。
小屋の裏に廻ると、例の巨大岩を登っていく人たちがいた。
リュックを背負っていないと楽そうだ。
赤提灯は「遠い飲み屋」になっていた。
昨日と違うから、夜になると仕舞って朝に掛けるんだねぇ。
6:30 権現岳に向かって出発ー-
ゆっくり登り樹林帯を抜けると
7:00 のろし場に到着
今日もまた霧の一日か
何も見えないな、なんてガッカリして歩いていたら
突然、とんでもないところがでてきた えーーー
ギボシという礫岩(れきがん)の岩場だ
ポールを使っていたが、斜度が大きくなり両手をフリーにして三点支持で登らないといけなそう。
ポールを収納する。
先に登っているのは東京3人組。
霧で道も分からないから、なるべく離れないよう後を追う。
ありえない あのベテラン3人組・・ 四つん這いで登ってるーーー
もちろん私も同じようにした。
右側は完全に切れ落ちてる激セマをトラバース。ギャー足を踏み出せない・・・
ヘルメットを持ってくるべきだったと、チラっと思った(笑)
おおー、ツレよ無事生きて登ってきたかー
岩場が終わり、命拾いをしたような放心した気分でぼんやり空を見上げるといつのまにか霧が晴れていた。
権現岳の岩峰が見えてきた。
なめらかな形の編笠山と小さくなった青年小屋、ずいぶん登って来たぞ。
八ヶ岳の最高峰・赤岳が見えるところまできた。
東京3人組はもう(赤岳方面へ)行ってしまったかなー?
南アルプス?
振り返ると、霧の中で形がわからなかった山の全貌が現れていた。
さて、権現岳の尖がった頂上だけど、どこからどうやって登るの?
ここからよじ登るのか?
しがみつきながら頂上を目指す
もうすぐテッペンだよーー
8:10 権現岳頂上にーーとうちゃくー
けど、やっと二人が立てるくらいなのですぐ降りてきちゃった。
青年小屋から1時間40分で着いた。緊張感を強いられる岩峰を渡ってきたのでもっともっと長く歩いたような気がする。
頂上で撮った貴重な百名山・赤岳の勇姿。
待っててね、次はそちらにお邪魔するから。
東京3人組はまだここにいた。
下りて挨拶。
みんな無事で登頂できて満足顔だ。
3人組は赤岳へ、我々は下山。
お互いに「ありがとう楽しかった。これからも安全にね、無事に降りてね」とお別れを交わす。
さあ下山だよ、ここからはもう怖い岩場は出てこない。
振り返ると、今登った権現岳といつかは行きたい赤岳がまだ視界にある。
「山はお天気次第のところもあるね。天気悪いとさ、その山も悪く見えちゃうもんね。」と3人組の一番年輩そうな女性が言っていた。
本当にその通りだ。
9:15 三ツ頭(みつがしら)到着
三ツ頭から権現岳を振り返る。
下りが長くなってくると、足に疲れが出始めてズルーと滑る怖い思いをした。
ススキが揺れて
トリカブトも「ワタシきれい??」とアピールしている。
(綺麗な花には猛毒あり)ツレよ、言動に気を付けないと一服盛られ「権現岳トリカブト殺人事件」になっちゃうかも(笑)
13:15 終点・天女山到着ーーー
やっと長い下りも終わった。
タクシーを呼んで「甲斐大泉温泉 パノラマの湯」に運んでもらった。(写真撮り忘れ)
二日間の汗を流し、小海線・甲斐大泉駅から車中の人となった。
編笠山の姿が円峰なら、権現岳の岩峰は鋭峰とガイドブックにあるが、なんと適切な表現だ。
八ヶ岳縦走の入門コースとあったので、編笠山の付録みたいなつもりで権現岳も登ってみたが甘くない岩山だったな。
でも岩登りは、やっぱりおもしろいというのが正直な気持ちだ。
山良し、小屋良し、(色々な人たちとの)出会い良しで、もちろん天気も良く最高な山旅でした。
お ま け
青年小屋でバッジを購入。
編笠山と権現岳をイメージしていて、色が淡くてとっても素敵。
デザインは小屋のご主人が描いたとか。
エベレストにも登り、バッジもデザインする多趣味・多角経営の山人だ。
お し ま い
5:30 青年小屋の朝 雨は心配なさそうだがスッキリ晴れておくれ
5:40 朝食 今日も手作りのごはんが出て来たぞー
形だけでは何?って思った卵焼きも、シュウマイもまたまたおいしかった。
コーヒーを注文したお客さんには、ご主人が豆から挽いて淹れていた。
小屋の裏に廻ると、例の巨大岩を登っていく人たちがいた。
リュックを背負っていないと楽そうだ。
赤提灯は「遠い飲み屋」になっていた。
昨日と違うから、夜になると仕舞って朝に掛けるんだねぇ。
6:30 権現岳に向かって出発ー-
ゆっくり登り樹林帯を抜けると
7:00 のろし場に到着
今日もまた霧の一日か
何も見えないな、なんてガッカリして歩いていたら
突然、とんでもないところがでてきた えーーー
ギボシという礫岩(れきがん)の岩場だ
ポールを使っていたが、斜度が大きくなり両手をフリーにして三点支持で登らないといけなそう。
ポールを収納する。
先に登っているのは東京3人組。
霧で道も分からないから、なるべく離れないよう後を追う。
ありえない あのベテラン3人組・・ 四つん這いで登ってるーーー
もちろん私も同じようにした。
右側は完全に切れ落ちてる激セマをトラバース。ギャー足を踏み出せない・・・
ヘルメットを持ってくるべきだったと、チラっと思った(笑)
おおー、ツレよ無事生きて登ってきたかー
岩場が終わり、命拾いをしたような放心した気分でぼんやり空を見上げるといつのまにか霧が晴れていた。
権現岳の岩峰が見えてきた。
なめらかな形の編笠山と小さくなった青年小屋、ずいぶん登って来たぞ。
八ヶ岳の最高峰・赤岳が見えるところまできた。
東京3人組はもう(赤岳方面へ)行ってしまったかなー?
南アルプス?
振り返ると、霧の中で形がわからなかった山の全貌が現れていた。
さて、権現岳の尖がった頂上だけど、どこからどうやって登るの?
ここからよじ登るのか?
しがみつきながら頂上を目指す
もうすぐテッペンだよーー
8:10 権現岳頂上にーーとうちゃくー
けど、やっと二人が立てるくらいなのですぐ降りてきちゃった。
青年小屋から1時間40分で着いた。緊張感を強いられる岩峰を渡ってきたのでもっともっと長く歩いたような気がする。
頂上で撮った貴重な百名山・赤岳の勇姿。
待っててね、次はそちらにお邪魔するから。
東京3人組はまだここにいた。
下りて挨拶。
みんな無事で登頂できて満足顔だ。
3人組は赤岳へ、我々は下山。
お互いに「ありがとう楽しかった。これからも安全にね、無事に降りてね」とお別れを交わす。
さあ下山だよ、ここからはもう怖い岩場は出てこない。
振り返ると、今登った権現岳といつかは行きたい赤岳がまだ視界にある。
「山はお天気次第のところもあるね。天気悪いとさ、その山も悪く見えちゃうもんね。」と3人組の一番年輩そうな女性が言っていた。
本当にその通りだ。
9:15 三ツ頭(みつがしら)到着
三ツ頭から権現岳を振り返る。
下りが長くなってくると、足に疲れが出始めてズルーと滑る怖い思いをした。
ススキが揺れて
トリカブトも「ワタシきれい??」とアピールしている。
(綺麗な花には猛毒あり)ツレよ、言動に気を付けないと一服盛られ「権現岳トリカブト殺人事件」になっちゃうかも(笑)
13:15 終点・天女山到着ーーー
やっと長い下りも終わった。
タクシーを呼んで「甲斐大泉温泉 パノラマの湯」に運んでもらった。(写真撮り忘れ)
二日間の汗を流し、小海線・甲斐大泉駅から車中の人となった。
編笠山の姿が円峰なら、権現岳の岩峰は鋭峰とガイドブックにあるが、なんと適切な表現だ。
八ヶ岳縦走の入門コースとあったので、編笠山の付録みたいなつもりで権現岳も登ってみたが甘くない岩山だったな。
でも岩登りは、やっぱりおもしろいというのが正直な気持ちだ。
山良し、小屋良し、(色々な人たちとの)出会い良しで、もちろん天気も良く最高な山旅でした。
お ま け
青年小屋でバッジを購入。
編笠山と権現岳をイメージしていて、色が淡くてとっても素敵。
デザインは小屋のご主人が描いたとか。
エベレストにも登り、バッジもデザインする多趣味・多角経営の山人だ。
お し ま い