黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

塔ノ岳(1491m)~階段との長い1日

2019年06月03日 | 丹沢
5月27日(月)晴天
丹沢の塔ノ岳へ夏山準備のつもりで行ってきたが・・。


丹沢と言えば「ヤマビル」が有名過ぎて、中々行ってみたいと思えない山。(去年鍋割山には行きましたが)

と言う訳で、今回の必須アイテム20%食塩水を持参!



7:45 大倉バス停からGo

トレランらしき男性にスッと追い抜かれた。


平日なのにけっこう登る人がいるね・・なんてツレと話す。



靴底全体に食塩水を振りまく(ツレにやってもらう)。
ツレは要らないと。ヒルが寄ってきても知らないからね。


堀山の家

このルートにはなんと5軒の茶店があった。こんな賑やかな山見たことない。
残念ながら土日しかやってないんだろうね、全部閉まっていた。

ここを過ぎたあたりから、体が動かなくなって休んでばかりになってしまう。
思い切って木陰に座り、ゼリーやチョコレートを食べ水分をたくさん補給。



休んだら少し回復か。


天国に続くのかと思えるほどの長い長い階段が出現。
これでは見えないけど、この先もずっと階段は続くのです。

今日の気温は30℃の予想。遮るものがないから、太陽の直撃だ。
ヤマビルだって炎天下はでてこないかも。

これでもかと伸びる階段ばっかりの斜面を、カタツムリみたいにノソノソ登ると


鍋割山との分岐の金冷やし。

ここまでくればもう少し。


12:20 やっと見えたぞ、塔ノ岳頂上だよん。



疲れがぶっ飛ぶ富士山の勇姿。


持参したボトル4本、計2リットル(二人分)の水があと1本を切ってしまった。
尊仏山荘の売店で1本買う。

下りでも体調はパッとせず、安全優先のゆっくり下山だ。

ずっと雨が降らない乾燥した登山道に「ヤマビル」は見かけなかった。
ヤマビル対策ばかりに気を取られて、体調管理が抜けてしまったかな。


おわり





鍋割山で 水を背負い、鍋焼うどんを食う若者たちに会う

2018年05月02日 | 丹沢
4月22日(日)
山トモJさん、Mさんと三人で丹沢の鍋割山に登る。

早朝5時最寄り駅に集合。
小田急線渋川駅7:15到着

大倉バス停7:33着




身支度して出発。



今日の同行者の二人、元気だなぁー。




丹沢の山並みが目に優しい。





きれいに舗装されている林道が長く続く。



日本山岳連盟を作った人の銅像があった。



野イチゴの花?



二俣に到着。



(恐怖の)山ヒル退治の塩が用意されている。

山ヒル博士のMさんは20パーセント濃度の塩水を持参し、靴に散布していた。靴下も20パーセント濃度の塩水に浸し(もちろん乾かして)履いてきたと。

Mさんより、ヒルは枯葉と草むらの所に隠れていて、人の足音や体温で近づくのを待っている等々講釈を受ける。
怖くて、自然にヒルがいないか地面に目が行ってしまう。


長い林道の終点
鍋割山名物の水がボランティアで運んでもらえるように用意されている。
若者たちは1本、2本とリュックに入れる。

残念ながら私たち三人は、初めから運ぶ気がない。
「鍋焼きうどん食べないし」「自分の身を運ぶので精一杯だわ(私)」と、オバサントーク。


河原に掛かる橋を渡ると、やっと登山道になった。



同じバスに乗った人たちにはとっくに先に行かれ、


次のバスの人たちにも追いつかれ
この塊になった人たちもすぐ視界から消えた。




水を背負っていなくても十分キツイ登りが延々と続き休憩しようとしたら


水を何本背負ってるのかしら??



背負子を用意して来てるで、初めから水をたくさん運ぶ心構えだったのね、エライ。

一人ではなく、この3人で交代で歩荷しているようだ。


今日の気温は27℃とか。
体感温度はそれ以上だ。
頭から汗がダラダラ流れ顔がしょっぱい。

「この先がそうかな?」と期待を持たせるニセ頂上に何度も心を砕かれた頃に



12:00 鍋割山(1273m)頂上に到着。



鍋焼きうどんの汁の臭いが山頂いっぱいに充満していてビックリ。

「こんな暑い日に、汗かいて登ってきて(熱い)鍋焼き食べたいのかねぇ?」「ホントだよ」って、不思議に思うオバサンたち。


若い人たちがいっぱいだーーーー。
年配者は圧倒的に少ないぞ。



私たちは持参のおにぎりとインスタントみそ汁で心と体が満足した。

鍋焼きうどんの香り漂う山頂とお別れし


14:55 河原に降りてきた。


行く時はたくさんあったペットボトルの水は1個もなかった。

ダラダラと続く林道を下るが、登る時よりも数倍長く感じ、足裏も痛くなってきた。
途中で休憩をとるが、もう飲み水が残っていない私。
Jさんもお湯しか残っておらず、それを分けてもらい飲んだ。
美味しかった。

16:10 無事大倉バス停に戻れた。

喉がカラカラなので、近くの自販機に飲み物を買いにいくと冷たい飲み物は完売だった。
4月にこの暑さは考えず、飲み物不足に陥っていた人が大勢いたってことらしい。
更に渋川駅に着いても、自販機で冷たい飲み物は買えなかった。

仕方なく3人で念仏のように「冷たい飲み物~のみたいよーー」と電車の中でも言い続る。
最寄り駅までガマンし、念願だった冷たい飲み物が中ナマになり乾杯し水分を補充したよ。