始終、散歩に行ってる中野にある新井薬師。
毎月、第一日曜日に境内で「骨董市」が開かれる。
別に、骨董に興味がある主人ではないけれど、見るのは面白いらしく、毎回出かけてる。
先日も、興奮した面持ちで帰宅した。
家の納戸に眠ってるのより、ひどい代物が、どうどうと、それなりの価格で売られていたそうだ。
あんなひどいものなら、家のものを並べた方が、まだまし…と、呆れていた。
私も、高幡不動で開かれてる骨董市で見た着物を思い出した。
よくぞ、売れるものだ…と、感心するくらい古いものでも、並べられている。
わが家の箪笥の肥やしとなっている私の着物のほうが、何倍も立派な品ではないか。
価値観と言うのは、どこで見るものなのだろう…。
人によって違うから、成り立つのだろうなぁ…。