前は脚光も浴びていなかった地域が、今や、観光地?と言うことがある。
私の実家があった蔵前もそうだ。
国道6号線(水戸街道)沿いは、昔から、おもちゃ問屋の街で、賑わっていた。
それでも、素人のお客の数は少なく、商売人ばかりだった。
表通りから、1歩中の道は、浅草に続く国際通り。
そこも、お店屋さんが林立してるとは言っても、観光客が歩く地域ではなかった。
実家も、その一隅にあった。
隣は、銘木店。 蕪やカボチャの形をしたお煎餅やさんもあった。
紙類やひも類を専門に売ってる問屋さんもあった。
が、決して、観光地ではなかった。
ごく普通の暮らしが営まれていた街だった。
それがどうだろう…。 今や、「東京のブルックリン」などともてはやされ、洒落たカフェなどができたと言う。
今や、若い子たちが、連れ立って、ぞろぞろ歩いているらしい。
私の住んでる街も、今や有名(?)な観光地。 ( ^^) _U~~
最近、名前を轟かせている〇〇姉妹が住んでいるのだ。
かって、六本木にあった某アイスクリーム屋さんも出店して、若い子が行列しだしたそうだ。
昔から、地元の人が買い物をする、ごく普通の小さな商店街だったのに…。
先日、息子夫婦が散歩がてら、そこを歩いたそうだ。
コロッケがおいしいと評判の肉屋さんに寄ったところ…、
「ここで食べるかい!」
と、別々に小さな袋に載せてくれたそうだ。
「いえ! 家で食べます…」
というと、大きな袋に入れかえてくれたそうだ。
観光客は、コロッケを、歩きながら、食べるのだそうな。
阿佐ヶ谷も、JRの南口なら、七夕祭りで有名なパール街もあるけれど、北口なんて、
単なる、普通の町だったのに…。
変われば、変わるものだと、驚いている。
久しぶりのコロッケは美味だった。 (⌒▽⌒)アハハ!