【ビジュアルは鹿児島(鶴丸)城跡】
NHK大河ドラマ「篤姫」では,篤姫と小松帯刀は幼ななじみであり,互いに心密かに慕いあっていたとのシチュエーションでドラマは描かれている。無粋ながら,実際のところは,どうであったのだろうか,真相を追ってみる。
喜入にある小松帯刀の実家肝付家と篤姫の実家である薩摩今和泉の今和泉島津家の屋敷は,JR指宿枕崎線で一駅,数㎞近く離れている。チョット,お隣までと,気楽に行ける距離ではない。
また,篤姫は今和泉家の別邸,現在の鹿児島市内の祇園の洲で過ごしたと記録にも残されていることから,大河ドラマのような幼少の頃からの二人の接点は想像しにくい。
実際のところは,ドラマをドラマチックに仕立てるための,筋書きつくりであろう。
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