▽異様「志布志市志布志町志布志」
数百万とも数千万ともいわれる日本の地名。その中でもひときは異様に思える地名が鹿児島県にある,それが,
--- 「志布志市志布志町志布志」----
山や岳、峰などがつかない山は240種類、「日本国」も▽町名なしの「一丁目」がある▽異様に見える「志布志市志布志町志布志」▽「マチ」か「チョウ」か町の呼び方の分布は-。
数百万、数千万ともいわれる日本の地名。地形にちなむもの、土地の機能を表すもの、名産品を冠したもの、あるいは由来や意味が判然としないものなど、そのひとつひとつに命名にまつわる逸話がある。地図研究家の著者が、さまざまな地名の由来や意味などエピソードをひもとく。
地名のほか、駅、バス停の名前なども登場。「地名は過去の事蹟(じせき)を今に伝える『無形文化財』のような側面も持っている」という著者の信念。その熱い思いが行間から立ちのぼる。