熊本空港利用が2年連続過去最多
平成30年度の熊本空港の利用客数は,国内線と国際線をあわせて346万人あまりと2年連続で過去最多であった。
大阪航空局のまとめによると,平成30年度の熊本空港の利用客数は,国内線が325万4131人,国際線が20万6699人で,合計の利用客数は,346万830人だった。これは,これまで最も利用客数が多かった平成29年度より11万6000人多く,2年連続で過去最多となった。
その理由としては,LCC=格安航空会社の「ジェットスター・ジャパン」が熊本空港と関西空港を結ぶ路線を再開させたことや韓国のLCC,「ティーウェイ航空」が熊本と韓国第3の都市,テグを結ぶ定期便を新たに就航したことによる。
熊本空港は,来年4月に民営化される予定で,国と基本協定を結んだ地元企業などでつくる企業グループは,新規路線を誘致するなどしておよそ30年後に利用客数を622万とする目標とする。