林原グループ管財人が住友信託銀行を提訴

　 岡山市のバイオ関連企業「林原」のグループ会社で，会社更生手続き中の「太陽殖産」(林原のグループ会社で不動産事業などを手がけている）の管財人は，住友信託銀行に対し契約の取り消しを求める訴えを裁判所に起こしました。

　訴状によると，林原に２８０億円あまりを融資していた住友信託銀行は，林原の経営が悪化していることを知ったあとの去年１１月，林原の前の専務との間に連帯保証契約を結んだとしています。その上で，この契約によって，前の専務は資産を大幅に上回る負債を抱える形となり，前の専務からの債権の回収が難しくなっているとして，住友信託銀行に対し契約の取り消しを求めたものです。

 

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