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大塚家具,内紛決着かー父・勝久会長が「退任」,娘・久美子社長に経営を移譲

2015-02-13 06:18:42 | 「身の丈」経営

父と娘によって経営体制をめぐり揺れる,大塚家具の内紛。大塚勝久会長(71)の退任で,決着の様相である。 大塚久美子社長(46)のもと,会員制店舗から家具を買わない人でも気軽に入りやすいよう脱・会員制の店舗の運営により,立て直しを図る。

>>>大塚久美子社長の施策ー改革に向けての取り組みー

  出典:東洋経済オンライン 「速報!大塚家具、父・勝久会長が「退任」へ」
      http://toyokeizai.net/articles/-/60462

     2015/2/11 23:36 情報元 日本経済新聞 電子版
       http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ11H68_R10C15A2TJC000/

  総合家具小売りの大手であり,中高級品・輸入品に強み。独自の会員価格販売。全国に大型店を展開する大塚家具。父と長女間での経営体制をめぐる内紛。日本経済新聞や東洋経済新報社の取材によると,3月下旬の株主総会後、大塚勝久会長(71)は退任する予定という。

 同社は父・娘がともに代表取締役として、会長・社長を分け合う二頭体制が続くとの見方もあったが,2014年7月の解任後,わずか半年で2015年1月に社長に「復帰」した大塚久美子社長(46)のもと,新たな経営体制で臨み,脱・勝久路線に舵を切る。

▼新機軸・セグメントごとのアプローチ&サービスそのものをビジネスに

――何が経営の失敗だったのか?

過去の成功の方程式は、新しい場所に店舗を出して,売上高を伸ばしていくということだ。広告宣伝費を先行してかけても,必ず回収できるという前提。だが,それは人口が増えて売上高が上がり続ける,一定の条件の下での成功パターンに過ぎない。

今は新しいマーケットを作れるかどうかだ。そうなると,自然とアプローチの仕方が変わるはず。それができないなら,保守的にコストを抑えていかなければならない。


――時代変化に対応。

家具も今は、昔のような目的買いではなく,洋服と同じように、ふらっと来ていいものがあれば買う、という買い方が増えている。気軽に見ることのできる店舗づくりが重要だ。


――対ニトリ,IKEAーー 競争優位の確立ー大塚家具のコアコンピタンスを生かす

当社の扱っている家具は付加価値の高いモノであり,購買へのハードルがある程度高いことは確かだ。だがアピールの仕方が足りなかったのもある。当社はいいのものを安く販売しており、コストパフォーマンスで右に出るものはいない。

再び社長に就任し、どういった改革を進めるのか?

店舗オペレーションは4月以降、オープン型に戻していきたい。セグメントごとにどうアプローチしていくか検討している。

今後はサービスそのものをビジネスにしていきたい。インテリアコーディネーターなど、当社は優秀な有資格者を多く抱えている。購入後の家具のコーディネートや配置換え、また廃棄する場合に家具を引き取るリユース販売なども、広げていきたい。リユース販売では予算の制約のある人でも、ニトリやIKEAと比べ、品質と価格面で、かなりお得なものになるだろう。さらに法人向け需要も力を入れていく。中小企業など開拓余地は大きい。御用聞きなどをすることで、平日営業を増やせば、週末に偏っていた売上高を平準化することにもつながる。

 

大塚家具--企業概要

   ⇒⇒ YAHOO!ファイナンス  大塚家具   http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8186.t

 総合家具小売りの大手。中高級品・輸入品に強み。独自の会員価格販売。全国に大型店を展開。1969年3月 株式会社大塚家具センターとして創業。

名称:株式会社 大塚家具 (ジャスダック 8186) OTSUKA KAGU, LTD.
本社:東京都江東区有明3-6-11
資本金:10億8,000万円
創業:  1969年3月
設立:1972年8月
代表取締役社長:大塚 久美子
取締役専務執行役員営業本部長:大塚 勝之
従業員:1,749名 (2013年12月31日現在)

    ⇒⇒開示情報  ⇒ 代表取締役の異動に関するお知らせ 
       http://www.idc-otsuka.jp/company/ir/tanshin/h-27/h27-1-28.pdf

    ⇒⇒開示情報  特別利益および特別損失の計上ならびに業績予想の修正に関するお知らせ
        http://www.idc-otsuka.jp/company/ir/tanshin/h-26/h26-12-24.pdf

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社長、辞めます! 」 ジャパネットたかた 激闘365日の舞台裏
1986年に長崎県佐世保市で誕生したときは街の小さなカメラ店だったジャパネットたかた。
それがラジオ通販やテレビ通販へ進出したのをきっかけに、日本を代表する通販企業へと成長。

しかし、2011年、12年は2期連続の減収減益に沈む。家電エコポイント制度終了や地デジ完全移行の影響を受け、
全体の5割強を占めていた主力商品、テレビの売り上げが最盛期の5%まで落ち込んだからだ。
この状況を脱しようと高田社長は13年、とんでもない秘策を打ち出す。

主力商品の売り上げが95%減とほぼ消滅する中、高田社長はどう社員を鼓舞し、業績を立て直したのか。
社員は目標達成に向け、13年をどう戦い抜いたのか。そして高田社長の去就は――。激闘の365日を振り返る。

 

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1 コメント

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理想実現 (家具マニア)
2015-03-01 12:55:40
会員制とは知らなかった。よく利用してましたが、そんなことはなかったような。顧客密着が時代にそってないから方法を変えるという娘社長さんですが、売上はどうあれ、理想に過ぎない気がする。会長さんは、方法どうあれ、顧客を大事にしたいて意向なのでは?娘社長さんの理想は納得できますが、そのために、密着してれば、売上になりそうな高額顧客を見落とし、他店に流れたり、客への対応もおざなりになったり、家具を運ぶ安値業者を使ったりのために、運ぶ段階で、印象を悪くしたり。二世女性社長だと理想論は立派だが、細部が手緩くなりがちなのではと感じた。ニトリとかとは、歴史も格も違う。互いに歩みよるか、苦労してきた創立者の意向に従うべきではと思った。ただメディアを使って親子ケンカはやはりみっともない。店自体の信用を損ない更に客が遠のくのは確か。赤字ならいこじにならず歩みより立て直すべき
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