市原悦子 ことばの宝物 | |
生きること、演じること、語ること、 男と女、おしゃれ、戦争体験、老い ること、死ぬことをテーマ別に語る、 「読む市原悦子」 |
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主婦の友社刊 1404円 |
今年1月に亡くなった市原悦子(享年82)さん。市原さんは2014年に夫・塩見哲さん(享年80)に先立たれてから2年後に,免疫が自身の神経を攻撃する難病「自己免疫性脊髄炎」を発症し,病気との闘いの日々だった。
樹木希林さんと内田裕也さん夫妻や津川雅彦さんと朝丘雪路さん夫妻など、パートナーの死後、残された者が後を追うように亡くなってしまうケースは最近の芸能界で目立つ。
パートナーが先に亡くなると、残された者は悲嘆に暮れる。ストレスが続くと、不眠や高血圧になり、また免疫力も低下するなど、心筋梗塞や脳卒中、重症肺炎といった命にかかわる危険な病気を起こしやすくなる,のだという。
市原 悦子(いちはらえつこ):
1936年千葉県生まれ。俳優座入団。
『セチュアンの善人』や『三文オペラ』『その男ジルバ』など舞台で活躍。
テレビドラマでは『家政婦は見た! 』『弁護士高見沢響子』『犯罪公証人百合子』などシリーズ化された作品多数。
1975年に始まった『まんが日本昔ばなし』では一人で何役も演じ、子供から大人まで幅広いファンを獲得。
戦争童話の朗読を長年続けた。
映画でも『黒い雨』や『うなぎ』、『蕨野行』、樹木希林と初共演した『あん』、『しゃぼん玉』と、名作ぞろい。
最後のテレビ出演はNHK『おやすみ日本』の眠いいね日本昔ばなしで、病院のベッドで収録した。
家政婦は見た! DVD-BOX1 | |
市原悦子,野村昭子,高橋悦史,梶 芽衣子, 前田 吟 |
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TCエンタテインメント / 11,700円 |