報道によると,5人の死者を含む181人の患者を出した焼き肉チェーン「焼肉酒家(さかや)えびす」の集団食中毒事件で、運営していたフーズ・フォーラス社(金沢市、清算手続き中)は,、肉を卸した大和屋商店(東京都板橋区)に約3億円の損害賠償を求める調停を東京簡裁に申し立てる方針である。。
賠償金を患者らへの補償に充てたいとしている。調停が不調に終わった場合は民事訴訟も検討している。
フーズ・フォーラス社は、富山県が10月にまとめた中間報告や独自調査などをもとに、えびす各店に納入される前に肉が腸管出血性大腸菌O(オー)111に汚染していたと主張。集団食中毒を起こした原因は大和屋側にもあるとし,「欠陥のある商品を卸した点で,大和屋側にも重大な過失がある」としている
>>>えびす食中毒、補償請求額は計9億円 2011年11月15日
焼き肉チェーン「焼肉酒家(さかや)えびす」の集団食中毒事件で、運営していたフーズ・フォーラス社に対して,患者らが請求した補償額の合計は約9億円に上る。
フーズ社はこれまで、必要な補償額は5億円程度と試算していたが、負債額が大きく、9億円になると患者1人あたり請求額の約14%分しか応じられないという。
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