焼酎出荷,宮崎県が5年連続日本一 2位は鹿児島
日本酒造組合中央会(東京)調べによると,本格焼酎の平成30酒造年度(30年7月~令和元年6月)出荷量で,宮崎県が5年連続で日本一となった。全国の総出荷量は41万8162キロリットルで,前年比3・7%減だった。宮崎県の出荷量は12万9009キロリットルで前年並みを維持した。2位の鹿児島県,3位大分県の出荷量は前年減であった。例年同様、本格焼酎の生産が盛んな九州7県と沖縄県の出荷量が全体の9割以上を占めた。
本格焼酎の出荷量は、若者のアルコール離れや缶酎ハイ人気などで減少傾向が続く。こうした市場環境のもとで,宮崎県は産地として知名度が高まり,小さな蔵元も販売力を向上させたことで,出荷量を維持したとみられる。
鹿児島県は前年比7・1%減の10万1022キロリットル。大分県は前年比3・6%減の8万6947キロリットルだった。
出典:https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2018/02/2018-0207-1053-14.html
〈酒類飲料日報 2018年2月7日付より〉
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