第４版「ビジュアル 流通の基本」-３１－懸念・生協の経営姿勢①

◆日経文庫　4版「流通の基本」２月１９日発行-１０５０円
　　-流通のいまとこれからを，分かりやすく図解対応で解説---

　千葉生協花見川店が皮切りとなった中国製の冷凍食品中毒問題，その原因究明の見通しはいまだ不透明のままである。
　実は，私も被害者の一人である。大好きで週に2～3回は食べていたｃｏｏｐ印のレトルトカレーが，冷凍ギョーザと同じ中国の工場製だったということで回収商品となったのである。

　さて，消費者はヒステッリクに中国食品に拒否反応を示すのではなく，「賢い消費者」そして自己防衛の観点から流通のしくみや小売業の経営に目を凝らし，商品知識や企業の経営姿勢を知ることも有用である。

　我が家では，生協会員となり「千葉生協」のＣＯＯＰ店をよく利用している。共同購入をきっかけとして生協とのお付き合いは，かれこれ30年近く続いている。
　実は，以前から生協の経営姿勢にいささかの疑問を感じていた。
　　　　　　　　（この項，続く）

ビジュアル流通の基本 第4版 (日経文庫 1910) 小林 隆一 日本経済新聞出版社 このアイテムの詳細を見る

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