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『日本への警告』 ジム・ロジャース著 -少子化や財政赤字を放置の行き着く末は破滅!!

2019-09-28 01:28:55 | 持続可能な社会づくり
日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く (講談社+α新書)
いま中国や朝鮮半島で起きている劇的な変化は、日本にどんな危機をもたらすのか?
どうすれば日本人はその危機を打ち破り、新しい未来を築けるのか?
世界的投資家だけに見えている日本の未来の切り開き方!
講談社刊 小里 博栄,花輪 陽子著 972円

 本書『日本への警告』の第一章では、日本が抱える課題を取り上げた。かつて世界を驚かすほどの経済成長を遂げた日本も、今は衰退の一途をたどっているて解消することのできない少子化や財政赤字といった根本的問題をこのまま放置していては、行き着く末は破滅にはかならない。
 第二章は、こうした日本の問題に対し、私が考える抜本的な解決策を示したものだ。
 第三章では、私がどのようにして世界の変化を見てきたかについて、今私の目から見えている世界の変化について記している。長らく覇権国家であったアメリカの衰退や、代わって台頭する中国について。さらには金正恩の登場により起きつつある朝鮮半島の変革や、長らく投資先としては最低だったロシアに見える明るい兆しなどをまとめた。
 第四章第五章には、こうした新しい時代にますます必要となる個人向けのアドバイスを記している。第四章には、成功を望む人が避けるべき考え方を、そして第五章には投資で勝つために私が心がけてきたことを、すべて明らかにした。

 はじめに   『日本への警告p3~p4

変化というものは、ある日突然起きるものではない。世の中を揺るがす大きな出来事であっても、きっかけはほんの些細な変化だ。そうした変化は、人々が気づき口にしはじめるよりもずいぶん前から、私たちの前にいつも姿を見せている。
 変化に目を向けることに恐れを感じる人もいるだろう。変化は、ある者の目には社会が開かれていくプロセスとして映り、別の者にとっては閉ざされていくプロセスとして映るものだから。しかし、「昔はよかった」と変化を嘆くことは、押し戻すことができない勢いの濁流に逆らうようなものだ。少しの間は抵抗することができても、すぐに力尽きてしまう。
 変化を受け入れ適応する者は、この世界で成功を収め、幸福に生きることができる。逆に変化を嫌う人はたいてい成功できず、めったに幸福感を抱かない。これが真理だ。変化は起きるものと理解することが、成功を得る最初の条件である。
 また、今起きていることも、これから起きてくることも、歴史を紐解けば見えてくる。この認識も重要だ。

 

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