皆様朝ドラの”マッサン”観ていますか。
舞台は大阪から北海道に。国産ウイスキー造りは佳境に入っていきます。
主人公のモデルはニッカウイスキーの創業者「竹鶴政孝氏」
氏は余市町に蒸留所を築く為、洋樽造りの名人「小松崎與四郎」に託した。
洋樽は何枚もの板を合わせ鉄の輪をかけて固定するが、何度か再利用すると
木の収縮により狂いが生じる。しかし、名人の樽は何年つかっても
ガタがこなかったと。
名人の言葉が深い。「名人よりも仕事が堅いこと。精神が硬いことが必要」
「親方とか上に立つ者は身体で堅い所を示さないといけない。
隙をみせたら工場の中は其処から崩れていく」
国内の洋樽造りは今もって手作業。
若い職人は親方と一緒の中から習得していく。
後継者を育てるのに欠かせない事は「真剣」と「誠実」「技術」はその次。
崩れぬ人材の城はその様に築かれていくのでしょう。
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