その方は立命館大学国際平和ミュージアムのモンテカセム館長。
氏は母国スリランカの社会基盤の整備に奔走し
又、武装集団との交渉などにも当たった。
紛争解決の「現場」で実感した事を氏は語っている。
「どんな人間でも必ず善意を持っている」と。
その善意と善意の対話が重要な事なのでしょう。
誰にでも”自分に正義”はあります。
一つの思想にこだわるより、まず相手の立場を尊重し受け入れる。
それが”寛容の精神”だと言うのです。
そして”同じ人間”と言う共通点に立って対話する。
その事を氏は強く訴えているのです。
その原点に立てば、千里の道も一歩から。
総ての事が解決出来ると信じたい思いです。