おばあちゃん

そういえば、私は子供の頃、おばあちゃん子でした

いつもおばあちゃんについて、色々聞いては、

おばあちゃんの返事を楽しみに聞くような子でした

盥に洗濯板を渡して、上手にごしごし洗う様子を見たり

お勝手の床板をはずして、漬物の樽を出し、

糠味噌の中からナスやキュウリの鮮やかの色が見えて来るのを楽しんだり

手ぬぐいを姉さんかぶりにして

はたきをかけたあと、搾ったお茶がらを撒き、柄の長い箒でざっざっと掃くのを不思議に思ったり


とにかく働き者で、器用で、お料理上手なおばあちゃんでした


脳溢血で倒れて、寝たきりになったおばあちゃん

亡くなったのは64歳だったと思います


今月　私の誕生日が来たら　私はまた一つ　おばあちゃんの年に近付きます


おばあちゃん

本当に大好きでした

笑顔になって・・・

11月になって　今年もあと2カ月を切りました

本当に早いですね～　月日の経つのは…

やなせ先生が　旅立たれてから　もう　3週間が過ぎました


あらためて、見てみました

ー手のひらを太陽にーの歌詞、やなせたかし先生が書かれたものです


僕らはみんな　生きている

生きているから　歌うんだ

僕らはみんな　生きている

生きているから　悲しいんだ


そうだ、生きているから　悲しいんだ

生きているんだ　私・・・何かそんな感じ　当たり前だけど・・・


歌に出て来る生き物も　ミミズ　オケラ　アメンボ　トンボ　カエル　ミツバチ　スズメ　イナゴ　カゲロウ

小さな生き物ばかり・・・

みんなみんな　生きているんだ　友達なんだ

そうか・・・

友達なんだ

生きているものは　みんな　友達なんだ


まして　人間同士なら　友達になれない訳がない


心からの笑顔になって　生きている世界中の人たちと　友達になりたい

思い出されて・・・

我慢してるから、いつまでも　燻っているのかな…

思い切って、ちゃんと泣き終わるまで泣いてないから…

ふとした時に　やなせたかし先生の事が　思い出されてなりません

私にとって、「アンパンマン」と言う作品が

そして、みみせんせいと言うキャラクターが

何よりも、やなせたかし先生が　教えて下さったことの数々が大きすぎて

未だに茫然としてしまう瞬間があります


「子供たちが喜んでいる姿が　一番美しい

だから、子供たちが悲しむようなことは　絶対にあってはいけない」

これもやなせ先生が　仰った言葉です


「お腹が空いている人に　一かけらのパンをあげることができたら

それが　本当に大事なことで　必要な事なんだ」


前を向いて　自分にできる事を　ひとつひとつやっていきたいと思っていますが…

そして、毎日、前を向いて歩いているつもりですが…

ふとした時に…


まだ、先生が旅立たれたことが　ピンとこない私です

ハワイからのメール

この夏から秋にかけて　新しく頂いた素敵な出会い

ハワイ、ニューヨークで平和を伝える活動をしていらっしゃる方たち…

その後も、色々なご報告を頂いたり、こちらからお伝えしたりしております


その中に、ぜひ、皆さんにもお伝えしたいものがあり、こちらにアップさせて頂きます

それは、佐々木禎子さんのこと…


2歳で被爆し12歳で白血病を発症し、亡くなった、佐々木禎子さん

その禎子さんがどんなに思春期の入口を　最後の命を輝かせて　素敵に生きたのか…

広島日赤病院の同じ病室にいて、じっとその様子を見ていたのが　大倉記代さんです



「よも出版　『想い出のサダコ』」は、大倉さんが　晩年、御自身も卵巣癌と闘いながら、最後の力を振り絞って記した本です



大倉さんに上演を許可して頂きながら　生前にお見せすることができなかった「想い出のサダコ」の舞台…

その後は、縁あって、毎年上演させて頂いていますが、大倉さんと禎子さんに託されて　上演が続いていると思っています


その禎子さんが、大倉さんと一緒に折った千羽鶴

その数少ない残っている鶴を　禎子さんのお兄さん佐々木雅弘さんが　世界5大陸に平和メッセージとして届けたいとの願いを持たれ

ニューヨークのグランドゼロに展示


そして、ハワイ、パールハーバーにも展示が実現したのです

この間、色々な方々が　様々な力を尽くされました

そのお話は　源和子さん著の、こちらの本に詳しく描かれています






私も御一緒させて頂きました、禎子の折り鶴展示のオープニング・セレモニーと

プナホウ学園でのサダコ・フォーラム

その様子を、ハワイＷeb　ＴＶが伝えています

Hawaii Web TV


ぜひ、多くの方に知って頂きたい、大切なメッセージ…です

次の光へ・・・

とにかく　失った支えが大きすぎて

ドカッと開いてしまった大きな穴を　うめきれずに過ごしたこの何日間です…


私にとっての　やなせたかし先生は　

目標にするには偉大すぎ…

師と仰ぐには　優しすぎ…

遠くにいつも輝いている　光のような存在　とでもいいましょうか


揺るがない平和を愛する心も

すべての人に向ける温かさも

本当に素敵でした


そして、お茶目な可愛い面を　たくさんお持ちの方でもありました


まだまだ、悲しくて寂しいけれど　いい加減にしなければ…

ちゃんと前を向いて行かないと


「大切な光を失った感じです」私が言うと

「これからは、ロコさんが　光になって下さい」・・・と

こんな素敵な励ましを頂きました

まだとても光には　なれないけれど

とにかく上を向いて　手のひらを太陽に透かして見ながら　進んで行こう…


そう　思います


そして、やなせ先生が教えて下さった　みんながお腹一杯で居られる　平和な世界を目指して

私にできる事を　ひとつひとつ　やって行かなくちゃ…


「そうだ、嬉しいんだ、生きる喜び

　たとえ、胸の傷が　痛んでも」


そう、ハワイには　サダコの鶴も　多くの人の心を癒してる…


「みんなみんな　生きているんだ　友達なんだ」

やなせたかしせんせい

ＴＶの報道でも　伝えられました

やなせたかし先生が　天寿を全うされました

「それいけ！アンパンマン」

すべての子どもたちの　大好きなヒーロー

広く世界中に　アンパンマンは　愛と勇気を届けています

やなせ先生

「ミミせんせいは好きよ」の歌が　リリースされたのは今年3月です

去年は、ご一緒にコンサートもさせて頂きました

この夏の劇場版も　素晴らしい作品です

大切な　大切な　生きる道を教えて頂きました


やなせ先生

先生の仰ったことばのひとつ一つが　バイブルのように心に響いてきます

やなせ先生

悲しくて　たまりません


去年、台湾の保育園に貼られていた子供たちの絵です

アンパンマンは　世界の子どもたちに愛と勇気を伝えています

やなせ先生

悲しくて　悲しくて　たまりません…

突然過ぎて…

言葉が出なかった

突然過ぎて…


突発的な命の終わり


本当に悲しい…


残されたご家族を事を思うと、胸が痛くなる


生きたくても生きられない人がいる

もし元気だったら、どれほどの事が出来たろうかと考えたりする


このところ　突然になくなるお仲間が多くて　つらい…


私たちを取り巻く環境は　命を突然奪うほど　悪くなっているんだろうか…

余りにも、次々続く悲しい知らせに戸惑う


ちゃんと生きて行かなくては…

芝居の台詞では無いけれど、今生きている私のこの命を大事にしなかったら　バチが当たるよ


悲しい…

明日、お別れに行ってきます…

夫の誕生日

もうどのくらい一緒にいるのでしょう…

随分長くなりました

40年にはならないけれど…


今日は夫の誕生日

息子が、サプライズでケーキを買ってきてくれて

兄も来ていたので、一緒に「ハッピバースデー　トゥーユー」


しかし、夫には色々お世話になってます

まだ子供だった私を　よくここまで大人に育てて下さってって感じです


家族って、一緒に色んな事を経験して　

乗り越えたり　挫折したり

悩んだり　苦しんだり

喧嘩したり　仲直りしたり

旅行に行ったり　

子供を育てたり

親をおくったり　介護したり


いろ～～～～～～～～～～～んなことを　一緒に経験するから　良いんだね～

こんなにロマグレになりました

ともに白髪の生えるまで…ですね、まさしく


あともう少ししたら、お互いちょっとは時間を作れるような日々になって

ゆっくり　旅三昧　したいものです

おめでとう

母も 頑張ってる

今、私の周りでも、多くの方が　介護中です

みんな、大変な中で　よく頑張ってて　本当に頭が下がります

私も、もう、結構介護の日々が何年か続いておりますが

今年は、まあ、近年まれにみる忙しさで　時間が無いことこの上ない…

私が　毎日毎晩、色んなことで　多忙を極める中で　母は　頑張っております


それと言うのも、ヘルパーさんも　デイケアの介護士さん、往診の先生、看護師さん…

皆さんのお陰！

ホント皆さん、素晴らしい

プロって、何事でも　流石です


何だか、介護料が上がるとか　審査が厳しくなるとか…

我々　介護中家族をひやひやさせる話題が増えて行く中

母は、そんなことはお構いなく

ジャージャー水道を出しっぱなしにして

エアコンとテレビと電気をつけっぱなしにして

冷蔵庫をあけっぱなしにして元気に頑張ってくれてます

先輩、ありがとうございました

内海賢二さん・・・

あなたは、誰にでも優しかったですね

若手にも新人にも、気を配って下さって…

新人がスタジオでとちっても、内海さんの一言で、スタジオ中が楽しくなって・・・

若い頃、私も、ご一緒させていただけた時は、安心して台詞を言えたものです


内海さんと一緒だと、笑いながらお仕事出来ました

それがずっと変わらなかった

内海さん、あなたは本当に優しい方だったですね…


ついこの間、アニメシリーズの収録でご一緒したのが最後になりましたね

あの時の収録作品が、丁度、内海さんが旅立たれた日にオンエアされたんで、泣けちゃいました


今日、お別れをさせて頂きましたけど、内海さん、まだみんなのそばに居そうな感じです

きっと、これからも、スタジオにひょっこり顔出して下さいね

そして、あの元気なお声で　「さぁ～！！やるかぁ～～～！！」

なんて言って下さいね


本当に、色々とお疲れ様でした

ロコはもう小娘でもなく、充分な年を重ねつつあります

これからも、ひたすら元気に頑張っていきます

そちらから、大勢のお仲間たちと、笑って見ていて下さいね

そして、チャチャ入れて下さい

「ロコ～～！！　なぁ～にやってんだぁ～～～～！！！」ってね・・・


合掌

今の私を・・・

子供の頃から、何かと、色んなことに興味を持つ子だった私…

よく、「大きくなったら…」

と、夢を語っては、傍にいた大人の人に「そお…」と笑顔を返されていましたが

あの頃の大人の人たちは、今、何処に行ってしまったのでしょうね～


きっと、私が　「大きくなったら　テレビに出るの」と言ったのを聞いてくれた人に

本当にテレビのお仕事をするようになった私を、お伝えできていませんし…

「歌を歌って、レコードを出すの」と言ったのを聞いてくれた人に

本当に私が歌った歌が入ったＣＤが出た事を伝えられていません

「悲しんでいる人を　勇気づけてあげるの」と言ったのを聞いてくれた人に

私の活動をお伝えできていませんし…

「子供が元気になるように　してあげるの」と言ったのを聞いてくれた人に

私の芝居や　アニメなどを見て頂けていないと思います


思えば、子供の頃、色々語っていた事を

それでも、ひとつずつ、それなりに叶えてこられたこと

今思い返すと　もしかしたら、夢のようなことだったのかも…


その時、聞いてくれた大人たちは　もしかしたら、子供の他愛もない言葉として聞いたのか

あるいは、本気で信じて応援してくれたのか…


今、私が、子供の言葉を聞いている時

本気で、真剣に聞いてあげているのか…


私の今の姿を見て頂きたい方々のうち、何人もが　既に　あちらに行かれてしまいました

ああ～、見てほしかったなぁ～　

あの芝居…

あの作品…

そう思う気持ちもあるけど　でも　これが現実

だから、出来るなら　頑張って早い方が良い

…とは言え、そんなに早く出来ないことだってある訳で…

すべての人に、今の自分を見て頂けていなくても　それはそれで　充分なのかも…


今の私、もし、ここにどなたがいらしても

恥ずかしくないような生き方を　していけたらいいなぁ～

ひとつひとつ　成し遂げる自分を　見て頂ける喜びを

忘れないで生きて行きたい・・・

母になった日

今日は、息子の誕生日です

30年以上前の今日、私は母になりました

毎年毎年、この日が近づくと

出産の時の、命がけの何日間を思い出します

もう何十年もたっているのにね～


私には、大事な年月でした

大変なことも色々あったけど

そんな中で、子供がひとつひとつ成長していくのは　ものすごい励みでした


それが今では、もう大の大人です

なんか、笑っちゃう


これからも、良い人生を過ごしてくれたらいいな…

何よりも健康で

命の大切さがわかる、温かい人間で居てくれたらいいな…

ふふふ…


やっぱり、なんか笑っちゃう

乾杯

桜のカクテルで、結婚をお祝いする乾杯！


仲間がそろって、心からの祝福です

末永く、お幸せに…

誕生日はいいもんだ

いつも色々とお世話になっている、音楽スタッフのYちゃん

お誕生日のお祝いで　親しい皆が集まりました

いつも何かと言っては、本当に、素敵なお仲間が集まって

色んなお話をします

馬鹿な話もすれば、いい話も…

お誕生日となると、色んな想い出話とか出てきそうなんですけど

いやいや。。。

未来に向かう、元気な話が一杯

そして、ひょいと集まれるお仲間達

さらに、集まる場所の提供をいつもして下さる　音楽家のK先生

そしてYちゃんの可愛い笑顔は、最高です

若いって素晴らしい

88歳の母もすごいけど

やはり、若いってすごい事だと思います

ああ～～～

Yちゃん

もっともっと素敵な1年を過ごして下さい

米寿のお祝い

思えばすごい事ですね…

今日は、母の、米寿のお誕生日です

88年前に母は生まれて

88年間生きてきた訳で

戦争もあったし　震災もあったし

色んな事があって

今も生きている訳で…

これって本当にすごい事だなぁ～と思います


このところ、なぜか、よく私が子供の頃の事を思い出すのですが

今とはまるっきり時代が違って

私が生まれた頃は、テレビは勿論、冷蔵庫や電気釜だって無かったんだし

それが今では、テレビやエアコンなんか各部屋にあって

パソコンだって、各自が持ってる時代で

電話だって、携帯が当たり前…

何だか、ものすごい革命的に発達した時期なんですね～考えてみると・・・

よくもまあ、時代に対応してきたものですっていうか、創ったのは人間なんだけど・・・


だから、人の価値観も変わって当然なのかもしれません


でも

でもね

やっぱり、健康で長生き出来たら、幸せなんだと思います　


家族と一緒に暮らすって当たり前のことなんだと思うんだけど

母は、羨ましがられます

一人暮らしの人も、多いもんね…

みんな、色々大変なんですよね、分かります、ほんと…


確かに、誰かがそばに居ないと、ある程度の年になったら、無理ですよね

よく転んだりするから

家族がいなかったら、自分で起きられないこともあるし…

ついこの間も、ろっ骨骨折したばかりで～


それに、日常の色んなことがだんだん出来なくなって来るしね～


まあ、とにかく

長生きが幸せであるような

当たり前の人生であって欲しいです


私は、理解ある夫と、優しい息子のお陰で、

母の米寿を自宅で祝えるしあわせを　感じる事が出来ております

兄も毎週来てくれるし…


何処まで行けるかわからないけど　

振り返って、後悔しない人生を、お互い過ごして行こうよね

おかあさん