Aホテルから、車で山道を少し下る形で20分足らず
一生のうちに一度は訪れたいと思っていた「ボロブドゥール寺院」に来ました
1991年に世界遺産に登録されたこの寺院は、
8~9世紀に造られたそうですが
近くにある火山メラピ山の大噴火で火山灰に埋もれ
1814年に発見されたそうです
この日は、うす曇だったので多少楽だったのだと思いますが
暑さと疲れが 結構堪え始めていて
初めのうちは、やっと来た興奮と感動でワクワクしていた私も
時間が経つにつれ 「み、水・・・」という感じでした。
入り口で、この寺院専門の、地元のガイドKさんにバトンタッチ
地元の人に仕事を増やすため、色々な国の言葉を学んでガイドを養成
寺院内は、地元ガイドさんしか、案内を許されていないそうです
ふ~ん、なるほどねぇ
色々と考えられているんですね
とにかく広い
周りの山々まで見渡せる広~~~い所に
その、石造りの寺院は 慄然と建っていました
かなり広い公園のような場所には、売店や物売りの人たちが大勢いました
一人から買うと、あっという間に何十人が集まってくるという経験を
昔、初めてこういうシーンに出会ったとき、したことがあったので
とにかく、関らない、という姿勢でいたのですが
物静か、おとなしい感じを受けました
パンフレットを売っていたおじさんは、消え入そうな声で
「じゃ、あとで・・・帰りに・・・」と日本語で言っていました
色々な石のレリーフの説明を、Kさんは、丁寧にしてくれました
人間の醜い顔と、優しい顔
昔から、人の欲や嫉み、恨み、噂話などなど、変わらないんだなぁ~と思いました
それを戒めるために、様々な宗教が必要だったのでしょう
これは、ストゥーパの中にいる仏像に触れると幸せになるというので
手を伸ばしてさわっている所です
ここが良いというのは、Kさんが教えてくれました
女性は 足の裏
男性は 手首
私たちは、きっと今よりもっと幸せになれるでしょうなんちゃって…
このストゥーパは、下側がひし形の穴
上の方は、四角い穴になっています
ひし形は不安定を示し、四角は安定を示します
ひし形が、右に倒れたら地上界へ降りて人間として修行をし
反対側に倒れたら、極楽に行くという話しでした
全体が、下に5層、上に3層という構成で建てられており
3層は、三界を意味するそうです
「欲界」「色界」「無色界」がそれ
この辺のお話は、中々面白く、詳しく勉強してみたくなりました
仏教とヒンドゥー教との違いや、その関係なども、かなり面白そうです
イスラム教徒の方たちも来て居て、
一生懸命、足の裏に触ろうとしていたおばさんに
触りやすい場所を 教えてあげました
これは、裏側に当たるところです
近くの山の稜線が、お釈迦様の涅槃の形に見えるというのも、中々のお話
暑くて、フ~フ~言いながらでしたが
古い遺跡大好きの私には、とっても興味深い時間でした
このあと、周りにある公園の道をスタスタ入り口まで帰ったのですが
驚いたのは、さっきのパンフを売っていたおじさんが、待っていたのです
「帰りだって…」とまたもや消え入りそうな声で、訴えかけてきます
散々、仏教の話を聞いて人間の様々な様子を振り返っていた私は
『いやぁ、生きている現実に勝る教えはないかも』
と、改めて、確信した次第です
一生のうちに一度は訪れたいと思っていた「ボロブドゥール寺院」に来ました
1991年に世界遺産に登録されたこの寺院は、
8~9世紀に造られたそうですが
近くにある火山メラピ山の大噴火で火山灰に埋もれ
1814年に発見されたそうです
この日は、うす曇だったので多少楽だったのだと思いますが
暑さと疲れが 結構堪え始めていて
初めのうちは、やっと来た興奮と感動でワクワクしていた私も
時間が経つにつれ 「み、水・・・」という感じでした。
入り口で、この寺院専門の、地元のガイドKさんにバトンタッチ
地元の人に仕事を増やすため、色々な国の言葉を学んでガイドを養成
寺院内は、地元ガイドさんしか、案内を許されていないそうです
ふ~ん、なるほどねぇ
色々と考えられているんですね
とにかく広い
周りの山々まで見渡せる広~~~い所に
その、石造りの寺院は 慄然と建っていました
かなり広い公園のような場所には、売店や物売りの人たちが大勢いました
一人から買うと、あっという間に何十人が集まってくるという経験を
昔、初めてこういうシーンに出会ったとき、したことがあったので
とにかく、関らない、という姿勢でいたのですが
物静か、おとなしい感じを受けました
パンフレットを売っていたおじさんは、消え入そうな声で
「じゃ、あとで・・・帰りに・・・」と日本語で言っていました
色々な石のレリーフの説明を、Kさんは、丁寧にしてくれました
人間の醜い顔と、優しい顔
昔から、人の欲や嫉み、恨み、噂話などなど、変わらないんだなぁ~と思いました
それを戒めるために、様々な宗教が必要だったのでしょう
これは、ストゥーパの中にいる仏像に触れると幸せになるというので
手を伸ばしてさわっている所です
ここが良いというのは、Kさんが教えてくれました
女性は 足の裏
男性は 手首
私たちは、きっと今よりもっと幸せになれるでしょうなんちゃって…
このストゥーパは、下側がひし形の穴
上の方は、四角い穴になっています
ひし形は不安定を示し、四角は安定を示します
ひし形が、右に倒れたら地上界へ降りて人間として修行をし
反対側に倒れたら、極楽に行くという話しでした
全体が、下に5層、上に3層という構成で建てられており
3層は、三界を意味するそうです
「欲界」「色界」「無色界」がそれ
この辺のお話は、中々面白く、詳しく勉強してみたくなりました
仏教とヒンドゥー教との違いや、その関係なども、かなり面白そうです
イスラム教徒の方たちも来て居て、
一生懸命、足の裏に触ろうとしていたおばさんに
触りやすい場所を 教えてあげました
これは、裏側に当たるところです
近くの山の稜線が、お釈迦様の涅槃の形に見えるというのも、中々のお話
暑くて、フ~フ~言いながらでしたが
古い遺跡大好きの私には、とっても興味深い時間でした
このあと、周りにある公園の道をスタスタ入り口まで帰ったのですが
驚いたのは、さっきのパンフを売っていたおじさんが、待っていたのです
「帰りだって…」とまたもや消え入りそうな声で、訴えかけてきます
散々、仏教の話を聞いて人間の様々な様子を振り返っていた私は
『いやぁ、生きている現実に勝る教えはないかも』
と、改めて、確信した次第です