MOTHER

自分の歳が増して行くにつれて、諸先輩や、

お世話になった方々などとの　お別れが増えて行きます

自然の摂理という事だと思うのですが

やはり、辛い悲しい想いは否めません


そういう中で

今、母は、様々な方々の温かなケアなどのお陰で

何とか元気に過ごせています

本当にありがたいと思います


ケアマネージャーの立てて下さるケアプランに守られて

母は、ヘルパーさんやデイケアの恩恵を被って

客観的に見ると　何の心配もなく　日々過していると思います


毎日忙しくしている私は　一日にわずかな時間しか顔を合わせられないのですが

一緒に居るという事は　やはり、安心なもので

安心して寝ている様子を見ると　ほっとしたりしています


身の回りの世話は　やはりやっていらっしゃる方なら　実感！！

その人にしか分からない、大変さがありますよね

仕事から帰って、わずかな時間の中で、色々な段取りをするのは

それはシンドイものだったりします


しかし、これは、自分の為でもあるのです

いざという時　自分がこれだけやったのだからと

安心して親を送れるのは　一番の親孝行かもしれません


母よりもずっとお若い　色々な先輩方をおおくりする機会にふれて

考えることは　山のようにあります

これは、こういう経験をしている自分だからこそ

感じられるものなんだと　思います


一度亡くしたら二度と得られないのが　命・・・


まだまだ邪心も多い私ですが

同じ屋根の下で　最後の人生を過ごしている母から

私は、まだまだ、学ばなくてはいけないと思うのです


人生は、実に奥深いものですね

生きているという事は　成長するという事

私は、もっと　成長していかなくては・・・