禎子の折った鶴

世の中、しっかり目を開けて見ていると　大切な事が見えて来る

実は、本当に大切な事が起きようとしています


トルーマン大統領のお孫さん　ダニエル氏が

佐々木禎子さんのお兄さん、甥ごさんと会い

多くの人が手をつなぎ

パールハーバーにあるアリゾナ記念館に

禎子の折った鶴が　展示されることになったのです


トルーマン大統領と言えば…原爆投下を指示した人

パールハーバーと言えば…日本が奇襲攻撃を行ったところ

佐々木禎子さんと言えば…2歳で広島で被爆、12歳で原爆症を発症して亡くなった少女


色々な事が、色々な事を乗り越えて　

平和を願う　実に美しく強い心を持った人たちによって

これまでには考えられなかった事を　実現させるのです


9月21日にオープンセレモニーがあり　私も出席します


これまで、何度も語って来た　よも出版の「想い出のサダコ」と言う作品

禎子さんと同じ病室で過ごした大倉記代さんが書き記した　想い出のお話です


お話の中には　

「佐々木禎子　12歳　私にとって　本当に可愛い　愛おしい　お友達でした」　

という文章がありますが

生きていたら70歳になる禎子さんが、お話の中では12歳なので

私にも　まるで　本当のお友達のような気がして…


お友達に託された世界平和の願いを　私の一生をかけて　語り継いでいくような気になっている私


そしてこの夏　新しい出会いを頂きました

ホノルル、プナホウ学園のひろみ　ピーターソン先生

一緒に広島で写した写真です

プナホウ学園は、オバマ大統領が出た学校です

プナホウでは、特別に　「想い出のサダコ」の思春期の章を　朗読させて頂く予定です


世界に色んな不安な動きが見える時こそ　愛し合い　手をつなぎ合う世界の友が大事

生きたくても生きられなかった　数えきれない人達の為に

今、生きている私が　ほんのほんの小さな一歩だけど　踏み出すつもりです


私の父は　戦争に行きました

子供の頃　毎晩のように　戦地での話を自慢していました

小さな子どもの前で言う事ではない　残酷な話を　面白がるようにして繰り返し言っていた父

私は、毎晩　泣きながらご飯を食べました


私には、見て来たような　戦争の記憶があるのです


私が　愛と平和を語り継ぐロコ企画を続けているのは　

父のしたことに対する　償いきれない鎮魂の思いが出発点です


広島とパールハーバー

サダコとトルーマン氏

ひろみさんと私


そして、禎子の折り鶴…



みんなが　

みんなが　幸せになるように・・・