厚生省のシナリオでは、2555万人の患者が発生するとしている。
10日現在で、患者数は87.4万人になるので想定の3.4%に達したことになる。
入院患者は38万人を想定しているので、入院率は1.49%。
実際は1日現在で579名の入院で、入院率は0.083%。
厚生省のシナリオは今のところ現実より18倍程度大きな読みをしている。
入院患者の10%が重症化するとしているが、実際は8%程度が重症化。
この読みはかなりよい読みである。
このように、入院患者の読みがかなり大きめであるので、シナリオよりも多くの人が
発症しても入院できそうである。
これは一つの安心材料である。
シナリオとしては、現実予測に対して少なくとも2倍の安全率を持たないと危険である。
その点、今回のシナリオは今のところはよい線をいっているようである。
とりあえず合格かい、舛添さん。
でもワクチン2回で6000円~8000円は高いよねえ。
PS
世界各国の死亡率の比較です。
6日に11人目の方が亡くなったようです。(疑い例を含む。)
これで6日現在の死亡率は0.018%になりました。
インフルエンザ死亡率
新型インフルエンザ 0.4%(世界平均)
アメリカ 0.5%
(オーストラリア 0.46%)
カナダ 0.31%
オーストラリア 0.19%
(韓国 0.1%)
(香港 0.077%)
イギリス 0.04%
(スペイン 0.033%)
日本 0.018%
季節性インフルエンザ 0.1%
アジア風邪 0.5%
スペイン風邪 2%
日本の死亡率の最大値は0.02%です。(瞬間風速ですね。)
6日 60363人
(この数字は、WHO発表の死亡率と比較する為の分母数です。)
日本の場合は、患者数を分母数にした場合は、
死亡率は上記値のおよそ10分の1以下になります。