窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・インフルエンザ情報及び9日放射能予報・道理に合わない事は、、、。

2012-02-09 08:55:54 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週( 9月 5日~11日)   ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・         
        ・・・・・       
 ・第4週 ( 1月23日~29日)    ・・・・定点35.95人・・・・                      
 ・第5週 ( 1月30日~ 5日)    ・・・・ピーク到達か・・・・   
 ・第6週 ( 2月 6日~12日)    ・・・・今週・・・・ 

・ウイルス サーベイランス状況(第4週)

 A(H1)pdm   51週に1件、52週に1件、第3週に1件の検出です。
 A(H3)      2週に179件、3週に247件、4週に30件、検出されました。
 B          2週に27、3週に25件、4週に12件、検出されました。

 ・2011年シーズンの累積分離件数推移です。
               51週   52週    1週   2週   3週   4週
   A(H1)pdm     2     2      2     4     4     5 
   A(H3)       338   412    464   599   860  1210  
   B            38    44     48    62    90   127  

 今シーズンはA香港型主流で感染が広がりつつある状況です。

 第2週からはウイルスの検出数の増加スピードが上がりました。

 ピークを前に患者数の増加がアップしてきている証拠ですね。

 また、A香港型もさることながら、ここにきてB型の上昇がはじまった模様です。

・定点状況推移(人)
               51週   52週    1週   2週   3週   4週
  2011年定点データ  3.34  3.75  3.76  7.33 22.73  35.95

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
 ・第34週( 8月22日~28日)     0.01人       43人   (0.04万人)
  (ボトム到達)
        ・・・・・       
 ・第 2週( 1月 9日~15日)     7.33人    36056人   40.0万人
 ・第 3週( 1月16日~22日)    22.73人   112035人  111.0万人
 ・第 4週( 1月16日~22日)    35.95人   177290人  173.0万人

 ・第 2週終了時点での累積患者数(全国推計値)          110.0万人
                       感染研推定値          114.0万人

 ・第 3週終了時点での累積患者数(全国推計値)          225.0万人
                       感染研推定値          225.0万人

 ・第 4週終了時点での累積患者数(全国推計値)          398.0万人
                       感染研推定値          398.0万人

コメント

第4週の患者数は前の週から1.58倍で、多いのは多いですが想定範囲内ですね。

第3週の異常な上昇は終了した模様です。

今週(第5週)時点での累積患者数は全国で570万人規模と推定されます。

・定点順位     第2週         第3週         第4週  

  1位   岐阜23.82人     福井 59.88人    福井 74.88人

  2位   愛知 22.63人    高知 59.31人    高知 66.69人 

  3位   三重 21.92人    三重 52.17人    愛知 60.48人

  4位   高知 19.52人    岐阜 49.79人    三重 54.58人

  5位   福井 16.38人    愛知 49.03人    岐阜 49.87人
  ・・・
 47位   新潟  1.58人    新潟  6.12人    群馬 12.21人

20 人超え     4県          27県           43県

福井、高知が前の週と同様に1位2位です。

愛知、三重、岐阜はどうやら第4週あたりがピークの模様です。

宮城が定点29.24人で前のピーク値を超えました。

これでピーク値が確定した県がなくなりました。

ピークの確認は第5週の報告まちということになります。

1.0人超え県名の状況推移(累積)

第46週  沖縄、宮城
第47週  三重
第48週  愛知、岡山、山口、鳥取、岐阜、大分  
第49週  兵庫、広島、愛媛、滋賀、長野  
第50週  香川、和歌山、福井、大阪、福島、千葉、島根、奈良、埼玉、
第51週  岩手、徳島、北海道、山形、栃木、宮崎、富山、青森、京都、群馬
第52週  秋田、福岡、静岡、高知、石川、
第 1週  山梨、熊本、鹿児島、長崎、茨城、
第 2週  東京、佐賀、神奈川、新潟、・・・これで全県終了


20.0人超え県名の状況推移(累積)

第51週  宮城
第52週  ーーー
第 1週  ーーー
第 2週  岐阜、愛知、三重、
第 3週  福井、高知、和歌山、香川、愛媛、静岡、岡山、山口、大阪、滋賀、岩手
      広島、京都、兵庫、宮崎、石川、山形、奈良、福島、徳島、熊本、沖縄、長野
第 4週  千葉、埼玉、神奈川、山梨、東京、福岡、鹿児島、大分、青森、富山、
       栃木、鳥取、茨城、秋田、北海道、長崎

PS

・・福島原発事故関係・・

コメント

道理に合わない事は誰が言ってもやってもうまくいく訳がありません


密閉容器の中に無限に水を入れる事など出来る訳がありません。

爆発後「冷却のため」といって原子炉にどんどん水を注入しました。

窓際日記は不思議に思ったものです。

「原子炉という密閉容器のなかに何であんなに水をいれられるのか?」

「ひょっとしたら水、もれてません?」とこのブログで指摘しました

水漏れが明らかになったのはそれからかなり後のことでした


SPEEDIの計算結果、「爆発による放射性物質の総放出量が不明ですので、
単位量での計算は出来てますが公表しませんでした。」

これもまたむちゃくちゃ道理を無視した発言ですよ、枝野さん。

「こっちはあぶない、そちらは安全」という傾向ぐらいはわかります。

危ない方には逃げてはいけないのは道理です。


そして今度は実績と照らし合わせが終わっていないストレス・テストの結果で
原発再稼働をめざしている原子力安全・保安院のやり方


4月には「規制庁」と名前が変わるとのことですが、こんな事をやっているのでは
名前を変えても意味がありませんね。

IAEAの「ストレス・テストのやり方は合ってます。」という印籠をもらえたので
「これが目に入らぬか!」という訳です。

でも、実績との照合が済んでいなければどんなに偉いサンが「合っている」といった
ところで仕方がないもの。


実績との照合は簡単です。

女川原発、福島第一、福島第二のストレス・テスト結果を並べれば終了です。

こんなに簡単な事をやらないのは、保安院が相変わらずボケているのか、それとも
やると事実が白日のもとに明らかになるので怖くてやれないのか、のどちらかです。

事実と向き合わないと最後につけを払わされるはめになるというのが、
今回の大震災・原発爆発の教訓だと思うのですがねえ、野田さん。

それも出来ないで「社会保障と税の一体改革」では、またしても自民党と同じ
「絵にかいたモチ」改革に終わりますね。

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)

3月15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西24Km地点
              ・・・300μ・Sv/H(車内)   
   ・・・
12月
 5日予測値・・29.3μ・Sv/H
 6日予測値・・28.3μ・Sv/H
 7日予測値・・28.8μ・Sv/H
 8日予測値・・28.2μ・Sv/H
 9日予測値・・28.7μ・Sv/H

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・325824μ・Sv (325.8m・Sv

到達実績
252.1m・Sv・・10月31日  予報250.6m・Sv 予報誤差ー0.6%
275.7m・Sv・・11月30日  予報274.4m・Sv 予報誤差ー0.5%
297.7m・Sv・・12月31日  予報298.6m・Sv 予報誤差+0.3%

到達予報
347.7m・Sv・・・爆発から1年後
474.7m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分177.0m・Sv  


・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

3月15日PM・・・(147μ・Sv/H)   
   ・・・
12月
 5日予測値・・17.3μ・Sv/H
 6日予測値・・15.8μ・Sv/H
 7日予測値・・17.0μ・Sv/H
 8日予測値・・15.8μ・Sv/H
 9日予測値・・16.9μ・Sv/H

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・183383μ・Sv (183.4m・Sv

到達実績
140.1m・Sv・・10月31日  予報140.5m・Sv 予報誤差+0.3%
154.0m・Sv・・11月30日  予報153.2m・Sv 予報誤差-0.5%
167.0m・Sv・・12月31日  予報168.2m・Sv 予報誤差+0.7%

到達予報
201.4m・Sv・・・・爆発から1年後
308.3m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分141.3m・Sv  


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)

3月15日・・・24μ・Sv/H  
   ・・・
12月
 5日予測値・・0.95μ・Sv/H
 6日予測値・・0.92μ・Sv/H
 7日予測値・・0.94μ・Sv/H
 8日予測値・・0.91μ・Sv/H
 9日予測値・・0.94μ・Sv/H

・・・3月15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・13532μ・Sv (13.53m・Sv)

到達実績
10.99m・Sv・・10月31日  予報10.99m・Sv 予報誤差+0.0%
11.76m・Sv・・11月30日  予報11.78m・Sv 予報誤差+0.2%
12.61m・Sv・・12月31日  予報12.55m・Sv 予報誤差ー0.5%

到達予報
14.2m・Sv・・・爆発から1年後
18.27m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分5.66m・Sv  

・・注意情報 ・・

・2012年1月~13年1月の1年間での外部被ばく量による区割り

原発から北西方向のエリアで今までの半減期カーブが継続するとした場合の計算です。


緊急避難相当(100m・Sv以上) ・・・32km以内          ↑ 
                                    帰宅困難区域
 避難相当  (50m・Sv以上) ・・・・40Km以内     -------   
                                    居住制限区域
計画避難相当(20m・Sv以上) ・・・・50km以内      ーーーーーーー   
                                   避難解除準備区域    
屋内退避相当(10m・Sv以上) ・・・・58km以内          ↓

放射線管理区域(5.2m・Sv以上)・・66km以内
                                      
 法律順守  (1m・Sv以下) ・ ・・・86km以遠     -------ー   
                                    法令順守区域
                                        ↓
                    (赤字は数値更新)

以上の長期予報は放射性物質の半減期による減衰効果を考慮しています。

但し、窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

コメント
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