窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・AlphaGo対イ・セドル 第2局

2016-03-11 09:24:24 | Weblog
本気のセドルさん、負けてしまいました。

どうもAlphaGoに対する「間合い」がまだ読み切れていない様です。

それで今回はセドルさん、随分と堅実な打ち方をなさいました。

対するAlphaGoといえば、序盤、手抜き可能と見るや、リスクを恐れずに飛び地に布石を打ちます。

このハイリスクーハイリターンを恐れずにやる、やってしまうのがCOM君の強みであります。

ですからセドルさん、同じくらいのリスクを取っていかないと到底太刀打ちできる相手ではありません。

そうして、それは人間にとってはとても大変なことなのでありましょう。


という訳で、恒例のインタビューから・・・

セドル「昨日今日と対戦して、中盤で不利になると、もうひっくり返せないと感じた。

第3局以降は、いままでより序盤に時間を使うことになると思う。」

セドル>一試合でも勝てるように三試合目は勝ちたいと思う。

AlphaGoが特に強いのは中盤以降だから三試合目は序盤から仕掛けていきたいと思う。



ハサビス「アルファ碁は、中盤まではイーブンと判断していた。その後、一貫して、自分良しと判断していた」

ハサビス>私たちが評価する場合、AlphaGoに相当する力が必要だ、

だからLeeSedolのようにすばらしい棋士がいないとAlphaGoの評価ということが出来ない。


セドルさん、精神的なダメージがかなりあるとは思いますが、本日の休養日をはさんでの第3戦、果敢なる戦いを期待しております。

PS
明日の対戦、中一日置いたので精神的にも切り替えができたでしょう。

いろいろな雑多なものを全部捨てて、一人の戦士としてAlphaGoに対峙できれば、活路は見いだせると思われます。

そこまでの腹のくくり、覚悟が出来ていることを期待しておりますよ、セドルさん。

PS
何度も検討した後の世界最強棋士 柯潔(カケツ)の最新コメント

調子が抜群にいい時の俺が100人がかりでセドルと戦っても編み出せないであろう手をいくつも編み出しているアルファ碁 。

賢く、天才であればあるほどこの戦いから避けるだろう 。

だが俺はバカな凡人だ、申し込みがあれば是非やりたい。

・・・人外であろうが何であろうが、相手が強ければそれだけで戦いたがる。

柯潔(カケツ)は明らかに戦士でありますなあ。


PS
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