人間何事にも動じず、どっかり腰落ちつけていたいけど...。
人生に余裕が無いと、そうもいかへんよね。
まだまだ、修行が足りませぬぅ...。
昨晩は、刑事やってる夢見ましたよ。
眼下に住宅街の一本道があり、草原がすぐ崖になってるとこに、命綱つけて下を見張ってるんですよ。
そうすると、いかにも悪そうな2人組みの男を、刑事らしき2人が尾行してるのが見えて、進んでいく方向に人が潜んでいるのも見えた。
こっちは崖から落ちそうになりながら、引っ張り上げてもらわないと自力では登れないし、数十メートルの高さやから凄い恐怖やった。
ロープにしがみついていたらやっと引き上げられて、肩章付けた制服の偉いさんに報告求められ、「尾行してる刑事が危ないから、アジトに突入するか尾行を中止すべきや」と...
行動を起こさず数十名が、草原の小道でザワザワしてるんで、「見殺しにする気かぁ!」ちゅうて一人で駆け出した。
2人付いて来たんやけど、崖下の道まで辿り着いたときには2人だけやった。
そいつは左の道から、私は右の道からアジト近辺に侵入。
暫くすると、天井の低い色とりどりの服が一杯吊ってある大きな倉庫の中やった。
服掻き分け腰低くして進んでると、10メートルくらい先に袖がクリーム色の赤いスタジャン着た奴が、金属バット振りかぶって「こっちにいるぞぉ~」って叫びながら突進してきた。
とっさにホルスターから拳銃出そうとしたんやけど、後方支援要員やったんで拳銃もって出で来なかったんや。
仕方なしジグザグに隠れながら逃げ、腰からナチス棒取り出して待ち受けた。
潜んでたら、入り口のほうからも1人、外の明かりを背にして入ってきおった。
こらあかんって思て、右手方向に逃げた。
機械の間や廃材の上とかほうどう逃げ回って、気がついたら大きな廃倉庫にいた。
その先に明かりが見えたんで繋がった入り口から入ると、鑑識3人が投光機3本点けて作業をしてた。
本隊に連絡入れようと10時方向に20メートル手前まで近付いたら、9時方向に赤いスタジャンの2人組みが...。
そいつらが「こっちにいたぞぉ~」って言うが早いか、12時方向の暗闇にバットを持った黒い影が1つ。
3人は2人組みのほうへ、私は真直ぐ黒い陰へ向かって歩いていく。
背中に「ふぎゃぁ~」とか、金属バットで殴られていく鑑識らしき人間の声を聞きながら、ナチス棒を右手で振り下ろして伸ばして進んでいく。
12時方向の人影に20メートルくらいに迫った時、まるでピラミッドのように後ろにも黒い影が居るのに気がついた。
身震いしながら走りこんで...
次に目に入ったのは手に握られた折れ曲がったナチス棒と、暗闇に浮かぶ人の足やった。
相当魘されてたんか、嫁に起こされて目が覚めた。
久しぶりに、起きるまで覚えてる夢を見たよ。
同じ夢なら、もっとええ夢にして欲しいわなぁ。