国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

国語塾詳細はkokugo.m@ozzio.jpへどうぞ。塾猫常駐。

小樽まち歩き

2023-09-07 10:30:10 | 旅行

9月2日、晴れ。

札幌駅から7時14分の各駅停車小樽行乗車。バスも出ているし、ホテルはバス乗り場が近いのだが、やっぱり鉄道でしょ!1時間ちょっとの乗車。

小樽駅。ここから、下る、下るで運河にたどり着く。ほぼ10分。風は涼しいが日差しは暑くて暑くて。

山を背にし、下りというか坂の多い町のようすは、気配は違うが、神戸とおんなじだ。

国鉄手宮線跡。日本で、3番目だか4番目に敷設された線路らしい。

手宮線跡地でコスプレフェスをやっていて、いろいろな若者が集まってきていた。

けっこう見ていて面白かったわ。

平和です、ニッポン。ええんじゃろか?とは思うが、まあええんじゃろ。しかたないよね。

土曜日で晴天、通りは込み合っていた。

しかし多くは中国・台湾人、韓国人、タイ人・・日本人は少ない感じでした。

駅のパンフも前述の言語と英語が真ん中に置いてあって、日本語は探さなければない状態。

多分、小樽の観光は、ターゲットがインバウンドなんだね。

古い小樽の繁栄時に作られた古い建物の中はオルゴールのお店になっていたりして。

ガラスとオルゴール。

小樽の名産物。

 

この中はライブハウスだったかな・・いや、コメダcafeだったかも。

聖公会の教会

水天宮に行く途中にありました。

水天宮。

ここは小樽港を見おろせる高台。

土地の神様にごあいさつ。

下の歌碑を見たいという思いもあって暑い中登って、登っていったけど、これ、ちょっと啄木さんいいすぎなんなんと違う?と思わず苦笑した。

また、別の記事で解説しますね。

旧日本銀行小樽支店

このあたり、北のウオール街といわれた時期があったそうな。

運河クルーズ。

30分くらい、並んでチケットとりましたよ。

まあ、にぎわっているのはいいことだけど…

ならんでいるときに、前の親子連れさんとお喋り。福島はいわきからの人たち。

さらに猫飼いさんであれこれ話があって話弾んだ。

東日本大震災の後、いわきナンバーの車あちこちで見た、今も見る、住み着いた人もけっこうおられるみたい。

いわきママ

そうそう、新潟と沖縄、北海道にたくさん避難したんだよね。

6月に常磐線に乗って原発事故避難地域のエリア通ったけど、人気ないよね、人は戻ってないよね

 

いわき息子(埼玉の大学だけど、お母さんに付き合っている孝行息子)

ええ、戻っていませんよ

結局、だれかに売るわけだ。買うのが誰かというと、北海道と同じく、中国とかの人だよね。

大きな災害起きて誰が得するかっていうと、外国人と大きな企業だわ。

いわきママ

そうそう。そうだわ。

北海道もすごくたくさん中国人に買われているんでしょ

日本は、外国人に土地売ってはいけないという法律がないから、最悪、国土全部買われても仕方ないのよね

新潟はもう、日本人が入れないゴルフ場があるという話。

いわきママ

北海道にはあるってきいてたけど、新潟もそうなんだねえ・・

中国の人、福島の水の件で、日本ボイコットとか来ないとか旅のキャンセルとかいう話なのにたくさんいるよね

いわきママ・息子

そうそう、いるいる

そうだよね

 

こんな話、猫の話、親の介護の話をしていたら、並んで待つ時間30分くらいあったけど、楽しかった。彼らは、夕方のガス灯でライトアップされたクルーズに乗るっていうことで、夕方チケット予約したようだ。

待ち時間が楽しく過ごせたました、ありがとうございました、楽しみましょ! と笑顔で別れた。

・・・・・・・・・・・・

運河クルーズは、船長に指定された私のシート、なんと へさき・先頭部分!

しっかりと動画を撮ったのでまたYouTubeアップします。

札幌歩きと同じく15時過ぎたら足が痛くなった。

ま、16時のエアポート行き快速に乗る予定だったんいいんですが…

私の足の健康寿命は残り少ないのかなあ。(などと思った)

★おまけ★

旧三井銀行の建物が公開されていて

そこでみた猫のステンドグラス…買いそうになりましたが。

古稀過ぎたら物は増やしちゃいけないっていうし、やめました。

でもな…次に訪ねたら買うかもしれない。

小樽郊外(祝津)にあるニシン御殿や水族館に行けなかったし、ご縁があれば再訪あり。

積丹半島にもいってみたいなあ。

 

 

 

 

 

 


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札幌、小樽の旅 その1

2023-09-04 10:41:41 | 旅行

8月31日から2泊3日で、札幌・小樽へ行ってきた。

6月初めに、ふっと思い立ってチョー早割で予約した。だから往復の飛行機代程度の費用で、2泊分もつくみたいな。

北海道は涼しかろう、という予想を裏切って結構汗だく。(しかし、長岡より夕方や朝は涼しい、長岡はサハラ砂漠)

北海道は何度も旅しているが、札幌って出入りの街で観光したことがなかった。小樽は未踏の地。

なんと言っても、まずは大通公園。有名なテレビ塔ですね。

人が多かった。暑かった。

そして、これまた写真でしか見たことのない赤レンガ庁舎に行ったが、なんと工事中。残念。

絵みたいなパネルがが覆っていた。

代わりに、修理中の塔を拝見できたけど。ウーン、今の建築とは違う重厚さ、長持ちするわけだ、と思った。

大通公園にあったインフォでボランティアのおばさま3人とおしゃべりしたが、やはり今年のお天気は札幌も異常らしい。で、どこから来たのか、と聞かれたので、長岡、と答えたら、よくテレビで暑い町で映っているねえ、と言われた。

はい、その通りでございます。花火以外で言われたのは初めて。(笑)

初日は、街中うろうろして、駅のお蕎麦屋さんで北海道そばで夕食(ビール・つまみはありで)寝てしまった。もう疲れ果てていましたわ。

9月1日残念ながら雨。

小樽に行く日だったんだけど、予定変更。

1日だし、円山公園・北海道神宮へお朔日(おついたち)参拝。

地下鉄乗り換え、わかりやすくて、すぐについた。

昨日のインフォの方に、広いよーとはきかされていたが、ほんとそう。

さらにフツーに野生のエゾリスが歩いている先を横切ったりしてくれよる。

緑がこく、深い。

静寂を破るのは、韓国人と中国人のにぎやかな団体客。

まあ、うるさい。(神籤やお守り売るところに巫女さんがすごい目で見ていたけど、注意はしなかったなあ・・)

さらに、手を合わせることもなく、写真だけとっておしまい。

なんで来るん‥と疑問。祈りの場なんだから、手を合わせてくださいね、くらいはガイドさんもいえんのかい、と思ったり。そのあたりは白人系の方々の方が「常識」がある。うるさくないし。

それにしても、中国人、団体旅行をフクシマの件でキャンセルしているのはないのか?いっぱいいたけどなあ…少なくとも、皆さん普通話(プートンファ・北京会話)、台湾の南方系ではなかった。

経済回すという点ではいいんだけどねえ…

お次は、円山動物園。

結構雨が降ってきたけど、動物さんにはいいのかなあ?

昆虫のおうちまであった。雨具を着た幼稚園や保育園、小学生がたくさん。メモ版を持っていた子たちにきくと、小学1年。遠足?というと、

ちがう、社会見学、という答え。(しっかり女子)

はい ご立派です。

・・・・・・・・

午後の部 北海道大学の博物館。

広い。

仙台で、東北大学の構内も広いわ、と思ったがその比ではない。

歴史的な建造物、この中に博物館あり。

それで、カフェもある。

そこで、ランチ。

北大が研究のために集めたものを公開しているのですが、こんなんが展示されてて、無料。

石好きの私には目がキラキラしてしまう鉱物もたくさんあって、レベルの高い展示、無料でいいのか?と心配になったが。帰りに500円ドネーションしてきた。

 

最後にクラーク像。

1年もいなかった方なのに、影響力はすごかったお方ですねえ。

ホテルは、北大が近い札幌駅北口だった。

15時を過ぎると足が痛み始めて…宿が近いのは助かったが、年だなあ・・とやや黄昏た。

 

札幌は、西5条北3条みたいな言い方でアドレスを表現している。

NYCがそうだったような。

しかし、私的には、地名の方が頭にのこるかな…

地名に意味づけをして覚えるタイプだ、私は。と、札幌の街を歩いていてよく分かった。

北大構内もいろいろな肌色や言葉の人が歩いていたけど、街中もそう。

北海道は、ほぼ半分は今や中国人所有、日本人の入れないゴルフ場があったり。良くも悪くも「国際化」している。

ちなみに、日本人が入れないゴルフ場とかあるのは、確か北海道と新潟。(たしか)

こういうの、どうなんでしょうね?

どんどん増えて、日本でありながら、日本人、差別されて行きますね。みたいな予想。

だってね、政権が留学生は宝です、とか、新日本人が増えて、みたいなことを言っているのですから…

でも、それが大きな流れなら、これまた仕方なし。

日本書紀なんかには、アラビア人とか黒人が都大路を歩いていたみたいな描写ありますから、今も昔も変わりないのかな。

そうして、何百年もかけて「同化」していくんでしょうね…

そのうちに小樽も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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忙中閑あり その2 今年初めての成田山と鹿嶋神宮

2023-07-11 10:30:55 | 旅行

いつもは、1月か2月に「冬参り」をするのだが、今年は、チヨのことがあって行かず仕舞い。

で、忙中閑あり、第2弾であさイチの新幹線に飛び乗って行ってきた。

まず、成田山新勝寺。

成田はお祭りの真っ最中で混んでいた。それ以外にも外国人のうろうろ観光客多し。

空港が近いし、隙間時間的な感じで観光できるんでしょう…

お祭りの神輿

11時41分の電車で鹿嶋神宮へ。

暑いし、足のことを考えて、駅から神宮までの道をタクシー利用。

いいでしょう、何しろ古稀だし。((笑))

この奥宮への参道、本当に好きです。

清浄でいい気があふれている。

要石

大地震を押さえてくださいとお願いしてきました。

私は、今年はでっかいのが「来る」と思っています。

みそぎの池

池にそそぐ湧水。

水汲みに来られている人がいつもいるところ。

そばには、この水をつかっった甘酒や飲み物、食事を出している茶店もある。

私は、いつも甘酒を飲みますが、今回は冷やし甘酒。美味しかった。

両方(成田山と鹿嶋神宮)で神籤を引いたのですが、このことについては、また先にいって書きます。

帰宅は21時半。

帰る前に多分昨年11月くらいに会ったきりの友人に久しぶりに飲み会。

といっても彼女は飲まないので、私のみビールですが。

昨日の歩数25,000歩近かった。

気分転換完了。

夏休み教室、頑張りまーす。

 

 

 


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1泊2日で、越後観音巡礼・・・新発田・村上へ

2023-06-20 09:14:48 | 旅行

2020年、コロナがはじまってから始めた越後観音巡礼。

3年目。そろそろ結願したいな・・・と。しかし、越後国は広い。

そこで、今回は泊りがけ(18・19日)で新発田から村上、胎内市へ。お天気も良く充実した1泊2日であった。

長岡発7時27分村上行。(寝坊してもうバタバタ用意、ミヤコのご飯だけはしっかり用意)

新発田着9時半。2キロ半から3キロくらいのところにある第28番白蓮寺(びゃくれんじ)へ。歩き。

戸が開いてなくて、外からお経をよんで、ご朱印をいただくためにお寺のチャイムを押したら、慌てて戸を開けてくださって、どうぞお参りを、と。

もう一度、ご本尊様の御前で延命十句観音経だけをよんだら

「ここに戻ってきてから、延命十句観音経を聞くのは初めて。修行しているときはよくよみました」

と若い、多分ご住職さん。

修行の話とか、おばあさまがお四国をまらわれたとか、しばらく話をした。

(こういう時間がいいんですよね)それから、タクシーを呼んでもらって、新発田城へ。

100名城に入っているらしいが、残っているところはわずか。跡地の大部分が自衛隊新発田駐屯地。

いわゆる平城?っていうのかな、邸宅風のお城、外様であるため幕府に遠慮して天守閣はなかったとか、しかし湿地帯の真ん中にあったため、天然の要塞だったとか。

駅まで、多分2キロくらいはたっぷりあったと思うが、歩いた。

町の目抜き通りは、シャッター通りになっていて、人気はあまりない。さびしいことだ・・・もちろん、当地もそうだし、新潟市だって、かつての繁華街古町が似たような状況になりつつある。日本全国そうなんだなろうな…

駅のコンビニでおにぎりを買っておひるごはん。

食べ終わる間もなく、村上方面の電車が入線。

岩船町で降りて、またまた歩きますが‥風は吹いてはいるが、暑かった。

高速とバイパスのような道が入り組んで歩きにくく、遠回りしてしまった。田んぼの中の直線道路、歩道はしっかりあるが、人気なし。小学生が一人だけ自転車で通りかかり「こんにちは」とあいさつをしてくれた。

神林中学が目印。

次なるお寺は第27番光浄寺(こうじょうじ)。涼やかな風の吹く気持ちの良いお寺、中から木魚とお経の声が聞こえている。でも、本堂は開け放たれているので、お参りをさせていただいた。

般若心経が終わり、延命十句観音経をお唱えしていたら法事の経がおわったらしく。

納経のご朱印をお願いしたら

「上がって、うちのお庭を見てください、お茶でもどうぞ」と。

ありがたく上がらせていただき拝見。

その後、お茶をいただいてご住職さんとお話。

タクシーの電話番号を教えてください、駅までタクシーで戻って、また電車に乗るのでと伝え、今日は、瀬波に泊まると話したら「じゃ送ってやるよ、ちょうどあっちの方に用事で行くから、瀬波は岩船寄りだから」と。

ええ!!でしたが、もちろん甘えました。

予定より2時間ははやく宿についたのだが、これまた快く用意ができているから、と3時になるやならずだったのに入れていただき、早速、日本海が遠望できる温泉に入って、少しだけおひるね。

至福の時間。

素泊まりだったので、夕方近くに姉妹館の豪華でっかい温泉に入りにいって(ここ、昔友人たちと宿泊)出たらどこかで夕食を食べようと。

しかし、しかし 真っ暗でさみしいし、お店はろくにあいてない。

ひゃー、夕食難民か?

と思ったら、あいていました、1軒、2軒ばかり。

はいったお店、油物は火を落としたんでできない、カレーセットのみ。おつまみ類は大丈夫といわれて苦笑。日本酒も置いてない。

しかし、墨田川ビールがなぜかある・・・ビールにしました。歩いた後、温泉の後はこれでもよろし。

それとカレーセットと冷ややっこ。カレーは濃厚で美味。

一人おられたおなじみさんと店主夫妻と、ごみ処理のこと、カラスのこと、猫のこと、お子さんの心配事、昨今のコロナ・ワクワクのこと。たああくさん、おしゃべり。

お店のお客さん、未接種の人が多いらしい。その人たちはみなさん、お元気。しかし、接種した人たちは、イマイチ体調がすぐれない人が多いとか。

マイナカード、返納は紙を1枚書けば簡単とか、2万円返せとかいわれないので。という情報を話してきた。

そんなこんなで、宿に帰ったのは、21時。

光浄寺のご住職様にも、このお店のご夫妻にも、「またのお越しを」といってくださり、なんだかうれしい日であった(笑)

・・・・・・・・・・・・

翌朝の瀬波の海。

これだと、今日は夕日がきれいそう。

昨日はだめだった。ちなみに瀬波は夕日の名所です。

村上駅から向かったのは、中条。

駅前から「のれんす号」という、予約しておいた乗り合いタクシーへ。(お客は私一人)

向かったのは第26番乙宝寺(おっぽうじ)。越後国有数の古刹。

広い境内、古い古い歴史。

この裏には、遊歩道があって、境内でほぼ1時間半くらい過ごした。(タクシー予約の関係で)

ここで観音巡礼3寺、無事に終了。(YouTubeを作るつもりです)

この後は寄り道で、電車とシャトルバスを乗り継いで月岡温泉へ。

エメラルドグリーンの湯なるものを見て入らんと。

共同浴場で入ったが、温度が高い。硫黄臭あり、油も浮いていて。

そもそも、石油試掘の折に出てきた湯らしいので。

色は確かにきれいな色。

これ、足湯です。

帰りは、最寄りの駅までタクシー。

当地着6時20分くらい。

ミヤコ、玄関で帰宅待ちしていた様子。

長い長い2日間。なんだか、何日もどこかに出かけていたよう、こういうのをリフレッシュというのだろうか。

いよいよ越後観音巡礼、残すところ3寺となりました。

十日町、高柳・・ここは車かな…うーん、高柳なんて、車で行くのは怖いような‥でも友人曰く、十日町からの道は大丈夫だよ、というので秋に行きます。

最後の33番は三条の山奥でパワースポットの八木鼻。ここは、一度近くの温泉宿に友人の車に乗せてもらって言っているので行けそう。

がんばる、がんばる。

 

 


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えちご2daysパスを使って観音巡礼

2023-05-07 18:17:21 | 旅行

ホントは2日も連続する気持ちはなかったのだが…

5月5日、越後堀之内で途中下車して、湯沢までを買おうとしたら、越後湯沢だと途中下車はできないといわれ。

あらま。

1dayパスっていうのもあるんだけど、これ、ちっとも「越後」をカバーしていなくて、要するに新潟方面だけ。

そうしたら、2daysの方でも、湯沢往復で少し安いって言われて購入。

2740円なり。それで・・2日分を1日終わりはもったいないと、2日間で2カ寺、電車と歩きで参拝。

1日目

5月5日は快晴

 

 

越後堀之内から、3キロ弱の第13番弘誓寺(ぐぜいじ)

長元5年(1032)京都の醍醐寺の名僧海信阿闍梨が、巡錫の折、白山権現のお告げにより、この地で敬刻、醍醐寺第五世仁海僧正により開眼されたのが、この観世音菩薩である。

元中元年(1383)足利3代将軍義満公の奥方が、長子義持公ご誕生のとき、この観世音に安産祈願をされ、無事義持公が御誕生されたところから、「子安観音」といわれるようになった。

その後嵯峨御所より十万石の格式を与えられ、元禄14年に京都智積院の法流を相承し、常法談林所の免許をうけ、多くの聖経、寺宝、古文書を有している。

とまあ、古い歴史を持つお寺である。

お参りをして、境内の日陰で持参したおにぎりとフルーツ、チーズなどを食して出たのはいいが‥日よけにまいていたシルクのスカーフを観音様に進呈してきてしまいました、多分。気が付くと首になかったので。

このスカーフ、大事にしていたんですがね…縁の切れる時だったんでしょう。

これ、魚野川。

ほんとにきれいで気持ちよし。

次に向かうのは、魚野川を挟んで、対岸にある永林寺。

こちらは、越後のミケランジェロといわれる石川雲蝶(いしかわうんちょう)の彫り物があるお寺。

歩いて40分で着いた。

内部は撮影禁止

これは、外のもの。

雲蝶とは書いてなかったが、多分そう。

龍の顔つきや、くねり方が中のと同じ。

感想

越後のミケランジェロって言いすぎだと思うが…

天女(飛天)と龍、私は龍が好きだな。

問題は、この寺、いろいろと「主張」がお好きらしく、あちこちいろいろと「教え」が書いてあるわ、板碑ならぬコンクリート碑がたくさん。これはなあ…

駅まで戻って越後湯沢まで言って、ちょこっとお高めの日帰り温泉でも、と思っていたのが、車中で地震警報。

乗客の全スマホが「地震です。地震です」と言い出して、不謹慎だが、つい笑ってしまった。

もはや、私たち、どっぷり管理社会にいるんですねえ・・・

20分くらい止まっていたかな。

湯沢に着いたら、地震に弱いミヤコは心配だし、帰りも遅れるだろうし、湯沢は新宿みたいに混んでいるし、で駅前にある昔の銭湯のような公衆温泉にささっと入って、また電車へ。

案の定、当地着30分遅れで、駅は花火の時のように人であふれていた。

ミヤコは、玄関で待っていたようで、ドアを開けたらすりすりしてごろりして、なんか鳴いていましたわ。

 

★2日目  雨っぽいけど、10時29分の新潟行きの快速。新潟で羽越線乗り換え、佐々木下車。

大雨ではないので、傘をさして、小一時間歩いて。

29番宝積院(ほうしゃくいん)へ。

このあたりは、聖籠町(せいろうまち)で、サクランボ栽培で有名だ。

サクランボが実をつけていたけど、そのつき方にやや驚き。

上むいています、なんと前向きな。

サムランボも、稲じゃないけど、実ると垂れる果物なんだね。

田園地帯のど真ん中に緑濃いエリア、そこがお寺でした。境内にはキジがいて、ケンケンケンとよく鳴く。

「雉も鳴かずば撃たれまい」ってほんとです。

帰りはすぐ近くの「観音さまのお授け湯 ざぶーん」へ。

少し茶色がかった熱いお湯。

なんと、15時55分の電車が長岡へ直行するものだったので、それに乗車。

雨が大降りになったので、帰りの1時間は歩かずにタクシーでした。

ざぶーんのレストランにはややびっくり、ものすごく混んでいるのに、2時半閉店・5時再開ですって。

特例的に混んでいる日に、平常運転してどうすんの?

儲ける気、ないんだ!

とお昼、くいっぱぐれて、ひもじい思いして帰宅した私のうらみごとでした。

連休中、よく出歩きましたわ。

こんなに出歩いた連休は久しぶり。

最後に

残雪のある山、好きです。

女性の健康寿命は、76歳くらいまでらしい。

残り時間は少ない・・・・のかな。

今年は冬が来るまで電車に乗って、自然の中のちびちび歩きを楽しもうと思う。

ちなみに越後観音巡礼は、あと6か寺。

最後に、石川地震、お見舞い申し上げます。

珠洲市の皆さん

悲しくて、悔しいだろうと思う。

せめて、募金をさせていただこう。

直接、市か県にお送りします。赤十字は横抜きがすごいようで、信じられませんから。

 


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