国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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雪をめぐりて その1

2020-01-04 19:51:57 | 日記
元日早朝
今年は今のところ暖冬傾向
有り難いですが
スキー場が心配になる





太宰治は、「津軽」の冒頭で、次のように書いている。

津軽の雪
 こな雪
 つぶ雪
 わた雪
 みづ雪
 かた雪
 ざらめ雪
 こほり雪
雪のことを書こうと思うと、まずは、いつものことだが、これを思い出す。


そして
シンガーソングライター・イルカさんの「なごり雪」


汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる
季節はずれの 雪が降ってる
東京で見る雪は これが最後ねと
さみしそうに 君がつぶやく

なごり雪も 降るときを知り
ふざけすぎた 季節のあとで
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった

これ、自身の思い出とかなさるので、特別な気持ちになる。
時は過ぎ去る・・・


私が一番すきな雪のことばは

風花(かざばな・かざはな)

晴れた空をひとひらずつ舞うように落ちてくる雪のこと。
風流な言の葉だと思う。
ところで
この現象は晩冬に多く、春が近いことを知らせてくれてもいて、言葉のはかなげな美しさと共に、何となくわくわく感もある。


お読み下さっている皆さんは、どんな雪の言葉が好きですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2020年は、塾のお知らせとは別に、思いつくことなどつれづれなるままに週末更新したいと思っています。
がんばります!




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