ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

YAMAHA NS-10MX レストア

2021年10月01日 | オーディオ
今回はNS-10MXを購入しました。
NS-10M PROの後継機ですね。

状態は
 ・音:結構まとも
 ・ウーファー:無傷。綺麗。漂白不要! エッジも柔らか
 ・ツイーター:綺麗
 ・エンクロージャー:少し擦れてハゲ有り。深い傷無し。


今回はさすがに比較的新しいだけあって、やっとまともな音のスピーカーが来ました。
鳴らしてみると、このままでNS-10Mの音がします。
とはいえ分解してみます。

NS-10MXの大きな変更点は防磁型になった事です。
まずはウーファー
左がNS-10MXのウーファーです
表面は今までと一緒ですが、キャンセルマグネットが付いて大きくなっています。

次にツイーター
右がNS-10MXのツイーターです。
これもマグネットがでかくなっています。

大型マグネットに対応してフレームも大きくなっていますが、中のドーム部分は以前の物と同じに見えます。
あと保護用ネットが無くなっています。

ネットワークはコンデンサー交換前の写真を撮るのを忘れましたが、素のNS-10Mと全く一緒です。
但しターミナルだけはNS-10M PROと同じ物です。

いつものごとくツイーター用コンデンサーを測定して見ると3.1μF
さすがに今までの物より新しいので劣化は少なそうです。(NS-10Mのコンデンサーとしては)
それでも規定値では無いし、劣化が始まっていますので交換します。

レストア内容は
 ・ネットワークのコンデンサーをフィルムに交換
 ・エッジにブレーキフルード
 ・エンクロージャーを軽くサンディングして塗装。

レストア後も音はあまり変わりませんでしたが、明らかにNS-10Mの音です!
NS-10M Proと比べてどうかと言うと超微妙に違うんですけど、言葉でどう表現すれば良いのでしょう・・・?
良い悪いというよりは好みの問題です。(私はMXの方が好きかもしれません。微妙ですが。。)
あまりにも微妙なので設置の差とか個体差とかそんなもんかもしれません。
NS-10Mに比べると高音がすっきりしています。
ま、これも好みの問題だと思いますが

周波数特性を比べて見ると、コンデンサー交換後は特性がフラットになってます。
自分の耳では違いがわかりませんでしたが、ちゃんと良くなってるみたいです。
レストア前

レストア後

結構綺麗です


NS-10Mに関するまとめを製作しました
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NS-10Mまとめ

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