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「 梗 概 」 恋愛小説 白いYシャツと青いTシャツ 第2話

2012-02-02 11:22:17 | 梗概/白いYシャツと青いTシャツ
先の事は解らない、今自分はなすべきかを考えていた。

この時に感じて、求めるものに気の向くまま正直に生きようとしていた。

専攻は、デザイン、イラスト、入学した理由は、

これまでの人生の中で、ただ絵画だけが哲也を励ました。

哲也の描く、絵画は独特の表現で、

小学校、中学校では、全ての絵画は、金賞、銀賞しかなかった。

教師達は、哲也の絵画を、授業で使われ、そして保管されている。

それだけの絵画を描く哲也には、

癒され安らぐものは、絵画だけが信じられる存在であった。

仲間が多くいたとしても、孤独感を感じせずにはいられなかった。

絵画やデザインは感性や知性、個性を学ばせてくれる。

そして、同じ感性を持った人間達。

その感性を求める人間たちが集まり、友達が出来た。

デザイン学校では、さまざまな表現の絵画をみせてくれる。

生徒皆、同じ絵を描くわけではない、様々な表現で皆、絵を描く。

平面な絵だけではない、立体的なもの、陶芸、建造物、

アクセサリー、ファッション等、様々にデザインをする。

あふれんばかりの鼓動の高まり、活発で燃え上がるような日々を、

いつも、ドキドキとワクワクしながら毎日を過ごしていた。

東京に行けば、何かが見つかるような気がしていた。

ここへ来るまでは、緑の多くの自然があり、空気も澄んでいたのに、

今では夜になるとネオンでカラフルになる。

そして、太陽の日がさすと灰色のアスファルトとコンクリートの街になる。

ああ、雨が降ってきた、雨も灰色だ、

雨宿りしながら思う事と言えば、あの場所で再会するとは思わなかった。

哲也は、まさか再会するとは思いもよらなかった。



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