高齢者に辛いゴミ出し その３

この「自然に優しく高齢者に厳しい」システムは１０年以上前に作られたもので、当時は機能していたかもしれません。投稿者の家でも高齢者とはいえ身体機能はしっかりしていましたから当番もゴミ出しもできていました。しかし、時は流れ、身体機能も低下した独居老人も増えてきており状況はどんどん変化してきています。自治体の政策は多岐にわたるので「高齢者に優しい」だけの政策を取るわけにはいかないことは理解できますが、十年一日如く一旦作ったシステムを後生大事に守ることは余りにも怠慢と言わざるを得ません。
先ず、当番制を廃止すべきです。当番がゴミ分別用の箱などを用意するようですが、これはゴミ収集事業者に委託するなどの方法があるはずです。もちろん予算は増やさざるを得ませんが、政策の点検によって重要度の低下した事業もあるはずですからその予算を削減することで対応が可能だと思います。高齢者の独り暮らしが難しくなれば、高齢者向け施設などに入所せざるを得なくなり、その結果、介護保険などの福祉予算が増えることになります。そうしたことを総合的に解析すべきです。（続く）
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