高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢者に辛いゴミだし その4

2015年05月08日 | 老後と住まい
(前回から続く)
次に、資源ゴミであるならば事業者との協力を検討したらどうでしょうか。たとえば、段ボールであれば回収業者を指定して、各家庭の近くに段ボールを出して置けばよいとしたらどうでしょうか。もちろん、回収業者はボランティアではないでしょうからそれなりの予算措置は必要でしょうが、環境予算と位置付けるのではなく高齢者の独り暮らしを支援する福祉予算と位置付ければ市民の理解も得られるのではないでしょうか。
もう一つはゴミの収集時間です。ゴミ出しのできない高齢者は、多くの場合、ヘルパーの支援や介護サービスを受けていますが、サービスを受ける時間はまちまちです。一方ゴミの収集時間については、8時半までにゴミ出しを終えるようにとなっています。これではゴミ出しをヘルパーさんにお願いすることができません。収集時間を一定の周期で早やくしたり遅くしたりするといったきめ細かい工夫が必要だと思います。(了)
(URL http://www.rougotosumai.com/ )