高齢者が一人暮らしをする際に本人や家族が最も心配なのが緊急時の連絡です。実家のある自治体でも緊急通報の器具を無料で貸与していますが、緊急通報を受けた時に家に駆けつける人(協力員と呼称しています)が3人必要というのがネックとなっています。ご近所や同じ地域に住む親戚はほとんどが高齢者で、むしろ自身が緊急通報の器具を必要とする人ばかりという笑えない状況です。投稿者の住んでいる自治体ではオペレーションセンターに通報ができるようなシステムになっていますので実家のある自治体よりは格段に優れていると思います。しかしオペレーションセンターなどへ連絡することになっていたとしても80歳代や90歳代の人にとっては、使いこなせない、事を大げさにしたくない、人様に迷惑をかけたくないなどの気持ちが強く、緊急通報のボタンを胸に下げていたとして、少々苦しくてもボタンは押さない可能性もあります。民間にも同様なサービスをする事業者も多くありますが事情は似たり寄ったりでしょう。
高齢者が通報システムを使いこなせるようにするため、先ずは、一人暮らしになった高齢者には自動的に緊急通報システムを貸与してはどうでしょうか。そうすれば、人様に迷惑をかけたくないといったことからくる引け目は無くなります。システム貸与は無料にして通報1件ごとに費用をとることも考えられます。また、いざというときに使えるよう定期的な訓練も大切ではないかと思います。福祉予算は増えるでしょうが高齢者向け施設の建設と居宅とでは全体としてどちらが安いか、どちらが高齢者にとって好ましい住環境なのかを比較衡量してみてほしいと思います。
(URL http://www.rougotosumai.com/ )
高齢者が通報システムを使いこなせるようにするため、先ずは、一人暮らしになった高齢者には自動的に緊急通報システムを貸与してはどうでしょうか。そうすれば、人様に迷惑をかけたくないといったことからくる引け目は無くなります。システム貸与は無料にして通報1件ごとに費用をとることも考えられます。また、いざというときに使えるよう定期的な訓練も大切ではないかと思います。福祉予算は増えるでしょうが高齢者向け施設の建設と居宅とでは全体としてどちらが安いか、どちらが高齢者にとって好ましい住環境なのかを比較衡量してみてほしいと思います。
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