新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

散歩の途中で見た花と動物

2020-10-29 20:47:17 | 里山散策
手元に虫の写真がまったくなくなったので、朝、散歩の途中で撮った写真を出しておきます。





最初は24日に撮った写真です。植栽の間で咲いていました。たぶん、シュウメイギクだと思います。「日本帰化植物写真図鑑」とWikipediaによると、シュウメイギクは秋明菊と書きますが、実は、キク科ではなくキンポウゲ科です。学名がAnemone hupehensis var. japonicaなのでアネモネ属だったのですね。中国原産で江戸時代に観賞用に導入され、京都を中心に各地で野生化しているとのことです。キンポウゲ科なので毒があるのかなと思って読んでいくと、Wikipediaには「近縁のアネモネなどと同様、プロトアネモニンを含み有毒。乳液に触れるとかぶれを引き起こす。」とのことでした。



朝歩いていると、歩道の柵の向こうでいつもシカが何匹かいて、近づくと逃げてしまいます。25日に写真を撮ったのですが、この写真だとどこにいるか分かりませんね。



拡大して、明るさを調整すると、4頭いることが分かります。





最後は27日に撮った写真です。電線に鳥が止まっていたので撮ったのですが、スズメみたいですね。明日はまたマンションの廊下でも歩いてみるかなぁ。

雑談)今日は標本箱の防虫剤の入れ替えをしました。ドイツ箱が全部で45箱もあります。そのうち蛾が28箱です。昨年はマンションの管理組合の仕事で忙しくて、交換していなかったみたいで、どの防虫剤も空っぽになっていました。防虫剤には以前パラジクロロベンゼン(パラゾールなど)を使ってえらい目にあいました。揮発性が高くて、標本のあちこちに結晶がついてしまいました。それで、今は店ではほとんど売られていないのですが、ナフタリン製剤を使うことにしています。先日、アマゾンでネオパースを買いました。さすがにドイツ箱は密閉がよいので、虫にやられているのはありませんでした。よかった。でも、休み休みやったので2時間ほどかかってしまいました。

散歩の途中で見た花など

2020-10-23 20:46:51 | 里山散策
10月20日の朝、散歩の途中で写した花などです。







ユッカの花です。もともとリュウゼツラン科だったのですが、「植物分類表」(アボック社)によると、キジカクシ科になっているようです。ユッカ属というだけで種まではよく分かりません。





そのすぐ横に赤い実がなっていました。クコの実です。



まだ花も咲いていました。





これはよく見かけますね。ヒメツルソバという園芸種が逸脱したものみたいです。





これはイヌタデ



朝だとこんなチョウをよく見かけます。ヤマトシジミですね。露がいっぱいついています。



最後はヤナギハナガサ。この日はこんなところでした。

散歩の途中で見た鳥

2020-10-22 20:21:22 | 里山散策
最近、朝、散歩に行くのがすっかり習慣になってしまいました。20日も朝7時ごろに歩いたのですが、ちょうど山の端から太陽が出るところでした。光が当たり始めだと綺麗に写るかもと思って、いつもは撮らない鳥も撮ってみました。



歩き始めたら電線にモズが止まって大きな声で鳴いていました。ちょうど鳴いているところを撮ってみようと思って写してみました。





また、別のところでモズが鳴いていました。今度はうまく撮れました。







この日は晴れていたので、やたら鳥がいます。これはホオジロ。でも、全体にまだ薄暗いので写真はどれもぶれて駄目でした。昔、鳥ばかり撮っていたときがあったのですが、腕がだいぶ落ちてしまったようです。



畑の黒いビニールシートの上をセグロセキレイが歩いていました。ちょっと面白い光景だなと思って撮ったのですが、やはりぶれてしまいました。



これはキジバト。背景が明るいので、鳥が暗く写ってしまいました。





畑でアオサギがいました。何かを狙っているようでしたが、散歩の途中だったので、この2枚だけ撮りました。



最後は川にいたカルガモです。しきりにこちらを気にしていて、この写真を撮った直後に飛んで行ってしまいました。

散歩の途中で見た実と鳥

2020-10-13 21:06:23 | 里山散策
10月10日の朝、散歩に行ったときに見た植物の実と鳥です。





最初はカラスウリです。用水路脇で見つけました。



これはイヌタデ



この実は何でしょうね。畑に植えてあったのですが。(追記2020/10/14:ささきさんから、「最初の紫や薄緑の実はオリーブ?ではないでしょうか? 葉っぱもオリーブっぽいですよね。」というコメントをいただきました。確かにそうですね。どうも有難うございました



これはイチョウの木で銀杏です。



これも畑に植えてあったのですが、何の実でしょうね。



畑でハクセキレイを見つけました。



キンモクセイが咲いていました。これについては以前書いたことがありますが、キンモクセイは中国原産で、今咲いているのは雄花で、日本には雄株だけしかないようです。



最後はいつも撮っているカンレンボクです。だいぶバナナの実のようになってきました。

散歩の途中で見た花と虫

2020-10-09 21:12:25 | 里山散策
毎朝、散歩の途中で写真を撮っている花の名前がどうもはっきりしないので、6日の午後から一眼レフを持って接写を撮りに行きました。。





最初は用水路脇に咲いているシソ科の花です。





花の拡大を撮りました。上側の萼裂片が鈍頭なのでヒメジソではないかと思います。





次は休耕田に山盛り生えている草です。





小さい花なのですが、探すと少し見つかりました。これから、たぶん、ザクロソウではないかと思いました。





これはたぶん、ヒロハホウキギク





問題はこの植物です。この間から、悩んでいたシソ科の花です。





花を拡大してみるとはっきりしました。「上唇は小さくて深く2裂する。下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がっている」という「野に咲く花」の記述通りです。たぶん、シソ科のニガクサで合っているのではと思いました。





これも用水路脇に毎年咲いています。これについては、以前、調べたことがありました。その時は小葉の数からオオバクサフジに決めたのですが、たぶん、それでよいのでは思っています。





一応、花を拡大しておきました。





花を撮っていたら、近くにミヤマアカネが見つかりました。





これはコブナグサ



それにヤマトシジミのカップル。



最後はヌカキビでよいのかな。