家の近くのむし探検 第58弾
10月26日に川西市北部にある兵庫県立一庫公園に行ってみました。だいぶ前に一度行ったきりだったのですが、ふと思い立って行ってみました。湖畔の駐車場に車を停めて、ネイチャーセンターの方角に向かって歩いていたら、思いのほか急な階段の道が続いていました。虫を探しながら歩いていたのですが、ユスリカやトビケラあたりかなと思われる虫が少しだけ飛び回っているだけで、特に何も見つかりませんでした。やっと森の広場に着いて、ネイチャーセンターで地図をもらうと、あの急な階段は360段もあったみたいです。ここからゆっくりゆっくり歩いて虫探しをしました。草むら、木の幹、いろいろと探したのですが、10月も終わりになるとほとんど何もいませんね。コオロギらしい鳴き声はあちこち聞こえるのですが、近づくと鳴き止んでしまうので、なかなか正体は分かりません。
やっと小さなハチを見つけました。コバチの仲間なのか、ハエヤドリクロバチの仲間なのか、翅脈がはっきりしなくてどうもよく分かりません。
とにかくいろいろな方向から撮っておきました。
それから、林の端にある落ち葉をめくっていたら、やっとコオロギが見つかりました。虫がいないときなので、貴重な存在です。でも、すぐに落ち葉の下に潜り込むので写真がなかなか撮れません。追っかけまわしてやっと撮りました。オカメコオロギの仲間の♀のようです。オカメコオロギの仲間には4種もいるのですが、♂しか識別ができません。それで、♂を探してみました。
でも、見つかったのはまた♀でした。
さらに歩くとやっと
ナナホシテントウがいました。ほかに、キタキチョウ、ツマグロヒョウモン辺りが飛んでいたのですが、虫はこんなもの。
歩いていたら、石垣にびっしりこんな植物が付いているのが見えました。
葉がぼこぼこしていて面白いので、ちょっと写しました。ネットで探すと、ヒメイタビとかオオイタビとかのクワ科イチジク属に似ています。はっきりとは分からないのですが、
オオイタビの幼木のような気がします。後、キノコをいろいろと撮ったのですが、どうやって調べたらよいのか分からず、そのままになっています。