新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 蛾ほか

2020-02-29 20:34:34 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第154弾


手元にネタがなくなったので、今日の午後、マンションの廊下で歩いてみました。最近はやや寒いためか、それとも今日は天気が悪かったせいか、虫はあまり多くなかったです。それでも、早春に出てくる春キリガが見られました。



最初はシロフフユエダシャクです。記録を見てみると、2013年から2020年までの間に60枚の写真を撮っていました。時期は1月中旬から3月中旬まででした。



これは春キリガのスモモキリガです。これも記録を見ると、25枚の写真を撮っていて、時期は2月終わりから3月終わりにかけてで、4月4日に見たこともありました。



そして、これはホソバキリガで、これも春キリガです。これは41枚の写真がありました。時期はスモモキリガとほぼ同じで、4月11日が一番遅い記録です。



これからは蛾以外です。天井に止まっていたので、顔の模様が分かりません。でも、茶色っぽい色だから、たぶん、ヤマトクサカゲロウの仲間だと思います。



最後は越冬していたと思われるツチイナゴです。そのほかにもちょこちょこいたのですが、次回に回します。

廊下のむし探検 カメムシほか

2020-02-28 20:29:40 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第153弾


24日にマンションの廊下で見つけた虫の続きです。この日はハエばかりで他の虫は少なかったです。ハエは出したので、そのほかの虫です。





最初はいつものムラサキナガカメムシです。



それからツノブトホタルモドキ



この間から止まっているシロテンエダシャク



それからコマユバチかなと思っているハチです。この間もいました。この日はこんなところでした。

廊下のむし探検 ハエの仲間

2020-02-27 20:54:42 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第152弾


コロナウィルスの影響で、東京での研究会が中止になり、近くで開かれる観察会も止めることにしたため、3月初めは途端に暇になりました。とりあえず、2月24日にマンションの廊下で見つけたハエの仲間を紹介します。







最近はクロツヤニセケバエをときどき見かけます。





こんなに固まっている個体もいました。







これはタマバエの仲間。



それにノミバエの仲間。



晩秋にたくさんいたナミネアブラキモグリバエはこの日は1匹だけ見つかりました。





これはオドリバエ。Rhamphomyia属だと思うのですが、亜属の検索ができないので捕まえても名前までは達しないでしょう。



最後はキノコバエの仲間です。これもなかなか分かりません。

廊下のむし探検 甲虫

2020-02-26 20:29:10 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第151弾


12月22日の午後にマンションの廊下で見つけた虫の続きで、小さな甲虫ばかりです。







最初はよく見かけるツノブトホタルモドキ





それからユアサハナゾウムシ



これはカサハラハムシの仲間です。





これがちょっと分かりませんでした。たぶん、キスイムシ科のCryptophagus属だと思うのですが・・・。ウスイロキスイあたりかなぁ。



これもキスイムシ科のヨツモンキスイ



最後は「日本産コガネムシ上科図説」で探しました。たぶん、チャグロマグソコガネ

廊下のむし探検 カメムシ、トビケラなど

2020-02-25 20:56:16 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第150弾


2月22日にマンションの廊下で見つけた虫の続きです。







最初はムラサキナガカメムシです。はじめのころはいたら撮っていたのですが、あまりに多いので途中で撮るのを止めてしまいました。





次はたぶん、ホタルトビケラではないかと思います。今頃、トビケラ? 「原色昆虫大図鑑III」によると、成虫は9~12月に出現と書かれています。さらに、柴谷篤弘、谷田一三、「日本の水生昆虫」(東海大学出版会、1990)によると、ホタルトビケラの成虫は11月~12月で、卵は1月~2月、幼虫は水中で1月~7月、途中から陸に上がり、6月~10月はそのまま陸で過ごし、10月~11月は陸上で蛹になり、そして成虫になるという変わった生活史を持っています。今回のは、たぶん、遅れて出てきた成虫ではないかと思われます。



これはネコハグモ



このハマキガ、悩みに悩みました。模様ははっきりしていませんが、翅端の突起は目立ちます。これを手掛かりに探したのですが、スジトビハマキ、シリグロハマキ、ミダレカクモンハマキあたりを疑ったのですが、とうとうギブアップです。





これはこの間から見ているジグモの幼体。



それにシロテンエダシャク



最後はズグロオニグモの幼体でした。