これまで「
廊下のむし探検」、「
里山日記」、「
なにこれ生き物探検」、それに、この「新『廊下のむし探検』」という4つのブログに写真を出してきたのですが、それらをまとめたデータベースを作りはじめました。ブログに出してきた写真は全部で3万枚近くになります。データベースはほとんど完成したのですが、このデータベースをもとにして種リストが作れないかと思ってこの間から頑張っていました。そして、2,3日前にやっと完成しました。
これはもとになったデータベースの例で、鳥の部分を抜き出したものです。Aはブログの種類、Bは動物、植物、その他、虫を調べる、植物を調べるという内容に従って、記号を振っています。Cはそれぞれのブログでの画像の通し番号、Dはブログを出した日、E、Fは種名、学名、G, H, I, J, K, Lはそれぞれ分類の階層で、界、門、綱、目、上科(下目)、科に対応しています。M~Qは非表示にしていますが、亜科、コメント欄等です。Rは撮影場所、Sは撮影日です。実際のデータベースはこの後、ブログや画像のアドレスやHTMLファイルを作るための道具を入れていますが、今回は必要がないのでカットしています。その代り、Tに学名+撮影場所の欄を作り、これをもとにして重複のないようにリストをつくると、撮影場所を含めた種のリストができます。
それがこの表です。この表はVBAのWorksheetFunction.CountIfという関数を使って作りました。具体的には最初の表のT欄の内容がこのリストに載っているかどうかWorksheetFunction.CountIfという関数で調べていき、なければ追加していくという作業を繰り返していきます。そうやると同じ種でも撮影場所が異なるものを含んだリストができ上がります。
今度は、分類の階層によって行と空白の数を変えて並べていきます。IF文を駆使して、それらしい種リストになるように配置します。さらに、異なる撮影場所は別の欄に次々と付け加えていくとこんな感じのリストが出来上がります。こんなリストを蛾とか、甲虫、カメムシ、植物について作ってみました。紙に印刷すると、こんな写真を撮ったことがあったのだっけ、あれっ、この種が抜けているとか、全貌がよく分かって面白いです。pdf版はさらに、実際のブログや画像にリンクできるといいかなと思っています。