新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

「廊下のむし探検」 雑談

2019-12-30 21:09:07 | 日記
今日は朝から年賀状を印刷したり、午後から散髪に行ったりと、正月前でばたばたしていました。手元にまったく虫のネタがなくなってしまったので、ちょっと雑談です。

この間からノートパソコンのディスプレイが本体から外れかけて、ディスプレイが白くなったり、色が変わったりと不安定になっていましたが、何とかごまかしながら使っていたら、今度はキーボードの横一列が使えなくなりました。それで、昔、買っておいたMicrosoft Arc Keyboardをノーパソコンの上に載せて使っていました。とうとうダメだと思って、HPのノートパソコンを注文したのが12月1日です。ところが、いつまでたっても納入予定日が決まりません。ネットを見ると1か月以上かかった・・・なんて書いてあるところもあって、それまで今のパソコンが持つだろうか心配だったのですが、HPに問い合わせたら24日に入荷するという返事がありました。それからすぐに18日に配送するという連絡がきて、何とか前のノートパソコンが健在中に届きました。それから、データの移行を始めて、最近ではすっかり新しいパソコンに慣れてしまいました。以前はCPUがi7で、今回はi5なのでレベルダウンなのですが、HDDのほかにSSDが入っているためか、以前よりは格段に速く動きます。

これで何とか大丈夫だと思っていたら、今度はA3のプリンターが動かなくなってしまいました。使おうとすると修理に出してくださいという表示が出て動きません。これはこれまで写真展に出す写真や管理組合の書類など、めちゃくちゃに酷使していたので仕方がないかと思って、また、同じ機種を注文しました。それが届いたのが12月25日です。それを使って今日の午前中やっと年賀状印刷ができました。管理組合の仕事でやたらマンションの修理ばかりをしていたら、自分のパソコンが壊れるし、プリンターが壊れるし、おまけに電気釜まで壊れるし、いったいどうなっているのでしょう。



話は変わりますが、管理組合で配るチラシをカラーにしてみようと思って、ネット印刷に登録してみました。最初はクーポンがついていてチラシは無料で印刷できたので、それで「断水のお知らせ」を印刷して各戸に配布しました。ついで、クーポンを使うと冊子が1冊だけ無料で印刷できるというので、手元にある「手作り図鑑」を試してみました。全部で98ページの冊子です。結構、うまく印刷できるので、20冊ほど印刷を頼みました。それが届いたのが27日です。20冊ほど注文すると1冊あたり600円ちょっとでできました。でも、そんなにうまい写真でもないのに誰に配ったらよいのか分からなくてまだ手元に置いてあります。


廊下のむし探検 種リスト作り

2019-10-12 07:27:30 | 日記
これまで「廊下のむし探検」、「里山日記」、「なにこれ生き物探検」、それに、この「新『廊下のむし探検』」という4つのブログに写真を出してきたのですが、それらをまとめたデータベースを作りはじめました。ブログに出してきた写真は全部で3万枚近くになります。データベースはほとんど完成したのですが、このデータベースをもとにして種リストが作れないかと思ってこの間から頑張っていました。そして、2,3日前にやっと完成しました。



これはもとになったデータベースの例で、鳥の部分を抜き出したものです。Aはブログの種類、Bは動物、植物、その他、虫を調べる、植物を調べるという内容に従って、記号を振っています。Cはそれぞれのブログでの画像の通し番号、Dはブログを出した日、E、Fは種名、学名、G, H, I, J, K, Lはそれぞれ分類の階層で、界、門、綱、目、上科(下目)、科に対応しています。M~Qは非表示にしていますが、亜科、コメント欄等です。Rは撮影場所、Sは撮影日です。実際のデータベースはこの後、ブログや画像のアドレスやHTMLファイルを作るための道具を入れていますが、今回は必要がないのでカットしています。その代り、Tに学名+撮影場所の欄を作り、これをもとにして重複のないようにリストをつくると、撮影場所を含めた種のリストができます。



それがこの表です。この表はVBAのWorksheetFunction.CountIfという関数を使って作りました。具体的には最初の表のT欄の内容がこのリストに載っているかどうかWorksheetFunction.CountIfという関数で調べていき、なければ追加していくという作業を繰り返していきます。そうやると同じ種でも撮影場所が異なるものを含んだリストができ上がります。



今度は、分類の階層によって行と空白の数を変えて並べていきます。IF文を駆使して、それらしい種リストになるように配置します。さらに、異なる撮影場所は別の欄に次々と付け加えていくとこんな感じのリストが出来上がります。こんなリストを蛾とか、甲虫、カメムシ、植物について作ってみました。紙に印刷すると、こんな写真を撮ったことがあったのだっけ、あれっ、この種が抜けているとか、全貌がよく分かって面白いです。pdf版はさらに、実際のブログや画像にリンクできるといいかなと思っています。

廊下のむし探検 雑談

2019-08-29 20:49:19 | 日記
今日もマンションの廊下を歩いてみたのですが、虫はほとんど見かけませんでした。天気も不順だし、気温も低かったので、仕方ないかもしれません。それで、今日はこの間からやっている「里山日記」のデータベース作りに没頭しました。

とりあえず、「里山日記」については2015年1月18日まで、「廊下のむし探検」については2019年7月31日までの画像について種名、学名、分類、撮影場所、画像のアドレス、ブログのアドレスなど全部で20項目を入力しました。大変な作業のように見えますが、画像とブログのアドレスはEXCELのVBAでブログをダウンロードして抽出済みだし、種名、学名などは前のデータをコピペするだけなので、そんなに大変な作業ではありません。

画像は全部で25000枚にもなりました。このデータベースで調べてみたら、蛾は全部で1059種、甲虫は554種、カメムシは158種になりました。合体させる前の「廊下のむし探検」では蛾が1033種、甲虫535種、カメムシ151種だったので、あまり増えなかったですね。昆虫で増えたのは蝶とトンボくらいでそれぞれ88種と53種になりました。昆虫以外で何よりも増えたのが鳥で全部で163種にもなりました。ただし、この中には動物園で撮った写真も入っていますが・・・。動物全体で見ると、2505種が2796種になったくらいでした。

これに対して、植物のデータベースはがぜん豊富になりました。「廊下のむし探検」で最近は植物のことも書いていますが、まだ99種になったばかりです。合体させると427種にもなりました。植物はまだまだ増えるはずなので、最終的には1000種くらいになるといいなと思っています。


廊下のむし探検 画像リスト植物編

2019-08-16 21:08:37 | 日記
今日も撮影に行かなかったので、手元にネタがありません。それで、これまでgooブログに出してきた植物の画像リストを作ろうと思って頑張ってみました。植物のリストを作ろうとするときに一番困るのは分類体系が最近急速に変わっているところです。以前、大場秀章著、「植物分類表」(アボック社、2011)を買って、その変化を調べてみたことがあったのですが、あまりに違うので、いったい何を信じてよいか分からなくなり、そのままになっていました。

でも、とにかく、画像リストの分類を今までの分類にするか、最近のAPG体系を用いるかを決めないと進めません。それで、迷いに迷った末にこの「植物分類表」に従ってみようと思いました。この本ではAPG II(Angiosperm Phylogeny Group II, 2003)を基本としているのですが、現在ではAPG IV(2016)まで出ています。ただ、どこがどう変わったのかいちいち調べていくのは相当に大変なので、とりあえず、本としてまとまっている「植物分類表」に従ってみることにしました。これまでgooブログに出した写真をいつもの画像リストの形式にしてみたのが、こちらです。

APG IIについては次の論文に載っています。

The Angiosperm Phylogeny Group, "An update of the Angiosperm Phylogeny Group classification for the orders and families of flowering plants: APG II", Bot. J. Linn. Soc. 141, 399 (2003). (ここからpdfが直接ダウンロードできます)

この論文の中にFigure 1として系統樹が載っていますが、分岐が初期に行われたと思われる一群をここでは「基底群」としています。また、nom. cons.(保留名)とされたものが多く残されているので、それを「保留」として書いておきました。こんな感じでYahoo!ブログに出してきた画像もまとめていくと、たぶん、数百種は越えると思うのですが、どこまでやれるかなぁ。(追記2019/08/17:分類をAPG IVにしてみました。こちらから入って見てください