この時季になるとミョウガを使ったけんびき焼きを懐かしく思う農婆です。(*^^)v
ミョウガ餅など地方によってはいろんな使い方があるようですが晴れの国・岡山ではやはり<けんびき焼き>です。
田植を終えて疲れた身体を癒す季節のおやつです。今や田植も機械化されけんびき焼きもなんだか風物詩のようですが・・・。
実家では柏の木の根元にはミョウガが根を張り、季節になると母親は柏餅やけんびき焼きを作ってくれたのを懐かしく思います。
母のけんびき焼きは今思うに上新粉を使った餅をミョウガの葉で包み焼いたのではないかと思われます。<母を想い作ったあの日のけんびき焼き>
今年は<農林水産省おすすめ>で作ってみることにしました。ここでは小麦粉使用です。慣れない粉の扱いはやはり母の味とは少し違うようです。
自家栽培の小豆で餡を練り、季節折々のお菓子を手作りしてくれていた母も亡くなり、今は母以上の人生を歩んでいる農婆ですが、まだまだ料理の腕前は未熟でございます。
< 香り立つ夏の厨に母想う >