間もなく98歳。介護施設入所から6年目を迎えた母(姑)です。
6年にもなると、自宅での介護生活は昔のことのように思えます。
おおよそ週2回の入浴日に合わせて、家族は洗濯物の入れ替えと面会に施設を訪れます。
今日の入浴日に、改めて家族のつながりを思い起こしたのでした。
いつもなら午前中、今日は都合悪く午後に母のもとへ向かったのです。朝のうちに入浴は済んでいるはずなのに洗濯物がない。
職員さんにお聞きすると、着替えたパジャマの”下洗いが出来てなく申し訳ありません”とずいぶん申し訳なさそうにおっしゃられました。
施設では、便・尿の汚れは下洗いして袋詰めして返してくださいます。きっと忙しく手が回らなかったのでしょう。
”すぐに持ち替えられますか?”と困惑されながら聞かれました。
あまり気の毒がり言われますから”自宅介護では当然やって来たことですから・・・いいですよ。”とあっさり答えて持ち帰りました。
開けてビックリ、久しぶりに介護の大変さを思い出したものです。あらゆるものに汚物が広がり、よくここまで・・・との思いと、これを毎日お世話してくださっているんだ・・・と感謝の思いがこみ上げてきます。
離れて暮らすうちに、介護のたいへんさも忘れお世話になっていることがあたり前になってしまったようです。
今は、青空にはためく洗濯物に母のものが含まれていることが家族の繫がりのように思えるのです。寂しいことだけど・・・。
< 青空に 一面描く 家族なり >
6年にもなると、自宅での介護生活は昔のことのように思えます。
おおよそ週2回の入浴日に合わせて、家族は洗濯物の入れ替えと面会に施設を訪れます。
今日の入浴日に、改めて家族のつながりを思い起こしたのでした。
いつもなら午前中、今日は都合悪く午後に母のもとへ向かったのです。朝のうちに入浴は済んでいるはずなのに洗濯物がない。
職員さんにお聞きすると、着替えたパジャマの”下洗いが出来てなく申し訳ありません”とずいぶん申し訳なさそうにおっしゃられました。
施設では、便・尿の汚れは下洗いして袋詰めして返してくださいます。きっと忙しく手が回らなかったのでしょう。
”すぐに持ち替えられますか?”と困惑されながら聞かれました。
あまり気の毒がり言われますから”自宅介護では当然やって来たことですから・・・いいですよ。”とあっさり答えて持ち帰りました。
開けてビックリ、久しぶりに介護の大変さを思い出したものです。あらゆるものに汚物が広がり、よくここまで・・・との思いと、これを毎日お世話してくださっているんだ・・・と感謝の思いがこみ上げてきます。
離れて暮らすうちに、介護のたいへんさも忘れお世話になっていることがあたり前になってしまったようです。
今は、青空にはためく洗濯物に母のものが含まれていることが家族の繫がりのように思えるのです。寂しいことだけど・・・。
< 青空に 一面描く 家族なり >