新刊のご案内です。
すでにいくつかの記事でお伝えして来た、
『池島散策&軍艦島周遊ワンデイツアー』
が本になりました。
『軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅』(筑摩書房)です。
ツアーに参加された方の補足はもとより、
これから参加予定の方の予習にも、
ツアーに参加されない方もヴァーチャルにツアーを楽しめ、
ツアーに関係なくても楽しめるように構成しました。
CXのココ調のコーナーでも取り上げられた新しいツアー。
写真には、秘境探検家の酒井透氏も参加した、
大判B5のオールカラーです。
ぜひご覧になって下さいませ。
目次をご覧になっておわかりのように、
ツアーで見学するポイント以外に、
軍艦島と池島の非公開エリアもふんだんに掲載。
さらに、ツアー以外の時間を過ごす、
長崎市内の食案内から夜景ポイント、
そしてインスタ映えスポットまで、
私が15年通った長崎の集大成でもあります。
冒頭はツアーの概要。
わざわざ軍艦島と池島の2島を巡る理由から、
ツアールートや催行会社の紹介まで、
ワンデイツアーのあらましです。
メインコンテンツは池島から。
ツアールートに沿って島をヴァーチャルに歩きながら、
中を見られない施設もそろぞれ補足。
特に坑道見学は、その行程に沿って完全紹介。
軍艦島は、周遊で見られる施設を中心に、
その歴史や内部を公開。
後半には、周遊時の撮影に効果的な、
望遠レンズの比較も掲載しています。
また、船上からはその外観しか見られない、
長崎港に点在する数々の遺産群も、
非公開施設の内部を含めて掲載。
長崎の遺産群が、すべて軍艦島と深い関係にあることが、
お分かり頂けると思います。
これはワンデイツアーの船内ガイドでもお話させてもらってますが、
軍艦島と池島の比較ページ。
それぞれテーマ毎に軍艦島と池島を比較することで、
炭鉱から生活まで、その違いがはっきりと見えてくることと思います。
また、
数年前にオープンし、そのご進化し続ける、
体感型ミュージアムの「軍艦島ディタルミュージアム」も徹底取材。
全フロアの紹介からその楽しみ方まで、
もはや軍艦島の補足を越え、
それだけで体験といえるまでに進化したミュージアムの全貌です。
ツアー以外の時間を過ごす長崎市内の食案内は、
ご当地メニューを中心に、「地元の人が薦める」ではなく、
東京人の私が美味しいと思ったものをチョイス。
国内でも特殊な文化をもつ長崎グルメをご紹介。
世界新三大夜景のひとつに認定された長崎の夜景。
有名な稲佐山はもとより、それ以外のスポットも紹介。
最後は、テーマ別にまとめたインスタ映えスポット集。
撮影を通して、
和華蘭(=よくわからない)文化といわれる長崎の異国情緒溢れる文化に
触れて頂ければと思います。
◆
『軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅』筑摩書房
文・構成:黒沢永紀/写真:酒井透、黒沢永紀
B5ソフトカバー/160ページ/オールカラー/税抜1,800円
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