黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー 2018

2018-02-05 04:53:49 | 池島炭鉱


昨年の秋に催行した、軍艦島と池島炭鉱を1日で巡る、
『軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー』。
昨年はモニターもかねて3回でしたが、
おかげさまでご好評をいただき、
今年は春から秋にかけて、大幅に増便しての催行となりました。

3月21日(水)22(木)23(金) 
4月20日(金)21(土)22(日)
5月19日(土)20(日)21(月)
7月27日(金)30(月) 
8月23日(木)25(土)27(月)
9月22日(土)23(日)24(月) 







運行会社をはじめ、行程や見学ルートなどは昨年と同じです。
船は、軍艦島の上陸ツアーを催行する軍艦島コンシェルジュのマーキュリー号。
150人乗りでスタビライザー付の高速船は、
揺れにも強くて、船酔いが心配な方にも安心です。

軍艦島の最大の魅力である住宅棟群は、
軍艦島上陸ツアーでも船上からの見学だけなので、
このツアーでは、その美味しい所だけをピックアップ。
軍艦島を周遊して住宅棟群を間近で満喫したあとは、
一路池島炭鉱跡へ。







池島炭鉱は21世紀まで操業していた九州最後の炭鉱。
日本の資源産業の最後の時代を生き残るために、
究極のハイテク設備が投入された炭鉱は、
“海底の大工場”とよばれていました。
炭鉱のシンボル、立坑櫓から石炭の生産工場、
そして炭鉱住宅街まで総ての施設が遺るのは、
この池島だけです。







軍艦島と違って、池島では、
炭鉱アパート群から歓楽街まで、炭鉱街のほとんどのエリアへ、
実際に入ることができます。
島の自然とコンクリのアパート群、
そして鉄の炭鉱施設が三位一体となって生み出す類を観ない異空間は圧巻。







池島散策の最後には、炭鉱の坑道見学も。
実際に使われていた坑道を、
これまた実際に使われていた機関車に乗っての入坑見学ができる炭鉱は、
日本で唯一、この池島だけ。
暗く、そして湿度の高い炭鉱のリアルな作業現場を体感できます。



近代化の歴史が眠る軍艦島、
そして実際に炭鉱街を体感できる池島。
炭鉱アパートエリアへ入れない軍艦島も、歴史が浅い池島も、
どちらも一つでは片手落ち。
二つの炭鉱を巡ることで、
長崎の産業遺産を満喫して頂けると思います。

軍艦島に行かれたことのある方はもちろん、
池島だけいかれたことのある方も、
そしてどちらもまだ行かれていない方も、
この機会にぜひご参加下さいませ。

詳しくはこちら↓

軍艦島コンシェルジュ『軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー』

※アップ当初、リンクが間違っていました。2/7訂正済み


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