2007年に廃線になった、茨城県の中部、
石岡駅から鉾田駅を走っていた鹿島鉄道線を、
シリーズでアップしています。
鹿島鉄道線路線図
前回は鉾田駅とその周辺をアップしたので、
これからは順番に石岡へ向かって上って行こうと思います。
鹿島鉄道坂戸駅跡
鉾田から最初の坂戸駅。→Mapion
廃線になっても、線路が残っているうちは、
ウェブ地図に表示されている事が多いですが、
この鹿島鉄道は、google map や Mapion などで、
既に全く表示されません。
2010年の暮れの時点では、
鉾田から数駅は、まだ撤去作業が行なわれず、
駅舎からホームまで、往年の姿を留めていました。
坂戸駅はもともと無人駅だったので、
駅名板が無くなっている以外は、
それほど現役時代と変わらない様子です。
撮影が冬だったせいもあって、線路を覆う雑草がなく、
今でもコトコトとディーゼル車輛が入ってきそうです。
鹿島鉄道巴川駅跡
鉾田から2駅目の巴川駅。→Mapion
ここも、もともと無人駅で、坂戸駅同様、
ログハウス風の待合室だけがポツンとある、
1本ホームの駅です。
動く鉄道には殆ど興味がありませんが、
なぜか鉄道の駅は特別で、
特に無人駅は昔から気になる存在でした。
最近ではにわかに無人駅が脚光を浴びているようで、
AKBのメンバーが『無人駅』という曲を出したり、
無人駅を紹介する書籍等もちらほらみかけます。
でも、なぜ無人駅に惹かれるのだろう?と思います。
AKBの『無人駅』は演歌調の曲で、
これは明らかに秋本氏の戦略ですが、
それは別としても、無人駅は、
「演歌ー哀愁」といったキーワードに結びつきやすいようです。
鹿島鉄道巴川駅跡
個人的には、
これまでの記事で時々アップして来ましたが、
映画『ミッション・トゥ・マーズ』に登場するドン・チードルが、
無人の火星の廃墟基地で、何年もひとりで過ごしたり、
築50年級の団地での孤独死といった系列の魔力の、
ほんの入口なのかもしれない、などと思ったりします。
しかし実際の理由は、
長閑な風景に溶け込むほっこりした無人駅の癒し効果、
といったあたりでしょうか。
鹿島鉄道玉造町駅前
次は借宿駅、榎本駅と続きますが、
鉾田駅から遡るのにタクシーを使ったので、
これらの駅は飛ばしてしまいました。
そして、沿線では一番のターミナル駅だった玉造町駅。
残念なことに、駅の施設は完全に撤去されて、
跡形も無くなっていました。
ただ、駅前の商店街は幼少の頃の記憶のままでした。
画像の道の突き当たりが玉造町駅の跡です。
鹿島鉄道玉造町駅前
木造とトタンでできた建物が並ぶ商店街。
今ではだいぶ仕舞屋も多い印象で、
何十年もかけてゆっくりと変化してきたんだと思います。
鹿島鉄道玉造町駅前
商店街を歩いていると、
昭和レトロまっしぐらな看板がありました。
生まれたてのバンビの右横にある黒いものは、
練炭、ということでしょうか。
それはともかく「京阪練炭」が気になり、
ちょっと調べてみると、
現在は「ケイハン」の名で営業する、
手広く工業製品を扱う京都の会社でした。
もともと旧国鉄の蒸気機関車用練炭の製造ではじまったそうで、
サイトには支社の情報も出ていますが、
そこには志免の名前があります。
MAPもあるのでクリックしてみると、
なんとついこの前アップした志免鉱業所の敷地の中です!
→ Mapion
地図のすぐ真下には志免鉱業所の竪坑櫓があります。
旧国鉄の練炭を作っていたということから考えると、
志免鉱業所に大きなかかわりがあった会社だったんでしょうか。
■シリーズ鹿島鉄道線:NEXT TOP
★ 廃線跡の記録 2 ★
KLO@廃墟徒然草による鹿島鉄道線のリポート掲載。
その他、鉄道ファンとはひと味違う、
ワンダーJAPANならではの廃線跡の記録が満載。
石岡駅から鉾田駅を走っていた鹿島鉄道線を、
シリーズでアップしています。
鹿島鉄道線路線図
前回は鉾田駅とその周辺をアップしたので、
これからは順番に石岡へ向かって上って行こうと思います。
鹿島鉄道坂戸駅跡
鉾田から最初の坂戸駅。→Mapion
廃線になっても、線路が残っているうちは、
ウェブ地図に表示されている事が多いですが、
この鹿島鉄道は、google map や Mapion などで、
既に全く表示されません。
2010年の暮れの時点では、
鉾田から数駅は、まだ撤去作業が行なわれず、
駅舎からホームまで、往年の姿を留めていました。
坂戸駅はもともと無人駅だったので、
駅名板が無くなっている以外は、
それほど現役時代と変わらない様子です。
撮影が冬だったせいもあって、線路を覆う雑草がなく、
今でもコトコトとディーゼル車輛が入ってきそうです。
鹿島鉄道巴川駅跡
鉾田から2駅目の巴川駅。→Mapion
ここも、もともと無人駅で、坂戸駅同様、
ログハウス風の待合室だけがポツンとある、
1本ホームの駅です。
動く鉄道には殆ど興味がありませんが、
なぜか鉄道の駅は特別で、
特に無人駅は昔から気になる存在でした。
最近ではにわかに無人駅が脚光を浴びているようで、
AKBのメンバーが『無人駅』という曲を出したり、
無人駅を紹介する書籍等もちらほらみかけます。
でも、なぜ無人駅に惹かれるのだろう?と思います。
AKBの『無人駅』は演歌調の曲で、
これは明らかに秋本氏の戦略ですが、
それは別としても、無人駅は、
「演歌ー哀愁」といったキーワードに結びつきやすいようです。
鹿島鉄道巴川駅跡
個人的には、
これまでの記事で時々アップして来ましたが、
映画『ミッション・トゥ・マーズ』に登場するドン・チードルが、
無人の火星の廃墟基地で、何年もひとりで過ごしたり、
築50年級の団地での孤独死といった系列の魔力の、
ほんの入口なのかもしれない、などと思ったりします。
しかし実際の理由は、
長閑な風景に溶け込むほっこりした無人駅の癒し効果、
といったあたりでしょうか。
鹿島鉄道玉造町駅前
次は借宿駅、榎本駅と続きますが、
鉾田駅から遡るのにタクシーを使ったので、
これらの駅は飛ばしてしまいました。
そして、沿線では一番のターミナル駅だった玉造町駅。
残念なことに、駅の施設は完全に撤去されて、
跡形も無くなっていました。
ただ、駅前の商店街は幼少の頃の記憶のままでした。
画像の道の突き当たりが玉造町駅の跡です。
鹿島鉄道玉造町駅前
木造とトタンでできた建物が並ぶ商店街。
今ではだいぶ仕舞屋も多い印象で、
何十年もかけてゆっくりと変化してきたんだと思います。
鹿島鉄道玉造町駅前
商店街を歩いていると、
昭和レトロまっしぐらな看板がありました。
生まれたてのバンビの右横にある黒いものは、
練炭、ということでしょうか。
それはともかく「京阪練炭」が気になり、
ちょっと調べてみると、
現在は「ケイハン」の名で営業する、
手広く工業製品を扱う京都の会社でした。
もともと旧国鉄の蒸気機関車用練炭の製造ではじまったそうで、
サイトには支社の情報も出ていますが、
そこには志免の名前があります。
MAPもあるのでクリックしてみると、
なんとついこの前アップした志免鉱業所の敷地の中です!
→ Mapion
地図のすぐ真下には志免鉱業所の竪坑櫓があります。
旧国鉄の練炭を作っていたということから考えると、
志免鉱業所に大きなかかわりがあった会社だったんでしょうか。
■シリーズ鹿島鉄道線:NEXT TOP
★ 廃線跡の記録 2 ★
KLO@廃墟徒然草による鹿島鉄道線のリポート掲載。
その他、鉄道ファンとはひと味違う、
ワンダーJAPANならではの廃線跡の記録が満載。
鹿島鉄道をご存知でしたか!
桃浦駅、という名前がでてくるので、
かなりご存知のようですね。
桃浦駅は次の次くらいに予定していますが、
交番?…はちょと覚えてません。
少なくとも駅前にはなかったと思います。
駅の写真は私も忘れていましたので、おきになさらないでください。
懐かしいですね。鹿島鉄道。
そういえば、駅の写真を送る約束を
忘れていました。すみません。(汗)
桃浦駅を楽しみにしています。
まだ、交番あるかなぁ...