黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

鎌倉の廃墟

2005-03-01 07:32:25 | 廃墟その他


鎌倉は大好きな場所なので、よく行きます。
いつも行く最大の目的は、川端康成の『山の音』に登場する山寺、
報国禅寺-通称竹寺-へ行くためです。
お寺に隣接してある竹の庭を、抹茶付で見学させてくれるところですが、
あまりの気持ちよさについつい足を運んでしまいます。



その帰りに必ずと言っていいほど寄る場所があります。
それが画像の廃墟です。
2階の窓から大量の鳩が出入りしていたんで、
ずっと廃屋だとばかり思っていましたが、
何年か前に見に行ったとき、人が出入りしているのを確認しました。
廃墟ではなかったんですね。住んでいる方、ごめんなさい。
そんなわけで場所は詳しく書けませんが、
廃墟でなくても、とっても趣のある建物です。

■ 追記:01.APR.2007 ■
2007年初頭、鎌倉を訪れた時にちょっと立ち寄りましたが、
完全に解体され更地になっていました。

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2 Comments

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竹寺! (JLHA)
2005-03-01 13:32:34
報国寺、私もとても好きなお寺です!なんか不思議な近未来感を感じました。竹って変な植物ですよね。地球ぽくないというか。真夏に行ったのに涼しくて、ほんと気持ち良かったです。しかし廃墟見逃しませんね…(笑)
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竹寺! (廃墟徒然草)
2005-03-02 03:00:46
今は抹茶を喫めるところが一カ所だけど、

以前には(と言ってもずっと前ですが)、

出口寄りの少し開けたところにもあって、

こっちは陽もけっこう当たるので、

その日の気分で選べたのがよかったんだけど・・



竹寺で近未来ですか。凄いですね。

感じたことはなかったけど、

確かにこの世の風景にしてはちょっと奇妙ですね。

竜舌蘭には未来を感じた事あります。

たぶん手塚治虫の火の鳥~宇宙編~の記憶だと思うけど。

 



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