鎌倉は大好きな場所なので、よく行きます。
いつも行く最大の目的は、川端康成の『山の音』に登場する山寺、
報国禅寺-通称竹寺-へ行くためです。
お寺に隣接してある竹の庭を、抹茶付で見学させてくれるところですが、
あまりの気持ちよさについつい足を運んでしまいます。
その帰りに必ずと言っていいほど寄る場所があります。
それが画像の廃墟です。
2階の窓から大量の鳩が出入りしていたんで、
ずっと廃屋だとばかり思っていましたが、
何年か前に見に行ったとき、人が出入りしているのを確認しました。
廃墟ではなかったんですね。住んでいる方、ごめんなさい。
そんなわけで場所は詳しく書けませんが、
廃墟でなくても、とっても趣のある建物です。
■ 追記:01.APR.2007 ■
2007年初頭、鎌倉を訪れた時にちょっと立ち寄りましたが、
完全に解体され更地になっていました。
以前には(と言ってもずっと前ですが)、
出口寄りの少し開けたところにもあって、
こっちは陽もけっこう当たるので、
その日の気分で選べたのがよかったんだけど・・
竹寺で近未来ですか。凄いですね。
感じたことはなかったけど、
確かにこの世の風景にしてはちょっと奇妙ですね。
竜舌蘭には未来を感じた事あります。
たぶん手塚治虫の火の鳥~宇宙編~の記憶だと思うけど。