黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

鳴子温泉郷

2011-10-22 05:03:29 | ロケリポ・旅
前回まで宮城県の県北にある細倉鉱山をアップして来ましたが、
そのロケでは、更に東へ移動した鳴子温泉に一泊しました。
Mapion

鳴子温泉は、
9世紀の『続日本後期』にも記述された約1,200年の歴史を持つ、
観光経済新聞社によるランキングでも、
20位前後にランクされる、とても有名な温泉なんですね。



温泉街には「奥の細道湯けむりライン」の愛称で知られる、
JR陸羽東線が走っています。
朝霧に包まれる鳴子御殿湯駅。
自動販売機の色まで統一した駅舎が、
旅気分を盛り上げてくれます。







湯けむりラインの下をくぐる、いい雰囲気の隧道。







駅から暫く歩くと、温泉街が広がります。
と言っても温泉街はこの羽後街道沿いの500m位で、
1,200年の歴史があるとは思えない、
ひなびた温泉街の印象です。







これはどうやら終わってしまった旅館のようです。







木枠の窓ガラスがいい雰囲気ですね。
かつては窓の手摺に肩肘就いて、
外を眺めながら夕涼み等していたのでしょうか。







ひなびた印象がとても良かったんで、
そういった雰囲気の画像しかアップしませんでしたが、
勿論ちゃんとした設備の温泉も何軒もあります。

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