黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

都営上目黒アパート #02

2007-05-24 01:13:21 | 集合住宅
◆ リクエスト特集 都営上目黒アパート ◆
この特集は、コメントを頂いた R.H.さんのリクエストによりアップしています。



道に面した1号棟2号棟の階段&玄関側。
左側に写る生い茂る木は桜なので、
春の窓からの眺めは抜群だったんではないかと思います。
季節がら一気に植物が繁殖し、
隣接する道から敷地内をみることはかなり困難な状態です。



東京都都市整備局の都営住宅団地一覧をみると、
上目黒アパートの間取りは2Kと2DKになっています。
昨日の記事にもアップした様に、
3棟あるアパートのうち2棟は昭和二十三年 (1948)、
1棟は昭和四十年 (1965) 築なので、
道に面した古い2棟が2Kの間取りなのだと思います。



画像は古い棟の、道とは反対側の面の窓です。
テラスもなく雨戸もない鉄枠の窓からは、
このタイプの窓を知っている人なら聞いた事がある、
開け閉めの時の少し重めの鉄が触れる音が聞こえてきます。

手すりは一見木製のようにも見えますが、
薄い鉄製で、少々貧弱な印象です。

キッチンの前に設置して、
穴の好きな位置にフォルダーを差し込み、
キッチン用品を整理するボード。
懐かしいんですが、これってなんて言う商品名なんでしょう?

◆ 都営上目黒アパート ◆
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