ロンドンオリンピック、注目した男子マラソンは中本健太郎が6位入賞。『後半は前が落ちて自分のペースで行こうと思った』
新聞は、夢を追うか、現実にに従うか。45位と惨敗した藤原と、殊勲の6位入賞を果たした中本の差はその一転に尽きる。と報じた。「勝ち気藤原失速」 太文字が寂しさを倍増する。
自分のマラソンスタイルはスロ-スタート、後半落ちてくる人たちをひとりずつ抜いていく快感がたまらない。このスタートで調子に乗ってペースを上げると『ガス欠』を起こす。何度も経験したことだ。
練習をした、走りこんだという自信と、いい結果があるんだと思うことが一番。
マラソンも、人生もマイペース。
今朝の中日新聞、いつも気になるコーナー 『けさのことば』 私はここでいろんな作家、詩人に出会う。茨木のり子さんもここで知った。
今、若い頃に読んでなかった本、もう一度読んでみようと思うものを気がついたときに手にしている。
そして、こんな言葉も新聞から教わった。
『雑書を多読するより古今東西読み継がれている高書を一頁ずつでも読め』
今朝の言葉も同じ事を言っている。洋の東西を問わず思いは同じなのだ。
夏休み、読書感想文が苦手だった私だが、『読むことは書くことにつながる』 を還暦を過ぎ 『楽しいこと』 と実感している。
また、新聞、本など紙面から伝わるものには優しさ、柔らかさ、時の経過がゆったりと感じられてパソコン画面などから伝わるものとは趣がひとつもふたつも違う。