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1995年3月20日に起きた地下鉄サリン事件から20年
麻原彰晃の三女アーチャリー(まつもとりか)が書いた本です。
コレがすべてかどうかはわかりませんが、こういう見方もあるのだなぁと
不思議と読み終えていやな気持ちにはなりませんでした。
この本のレビュー(amazon)もなかなかの好評価です。
オウムについての本をきちんと読んだことがないのであまり詳しいことは
わかりませんが、オウムの組織は、なんだか考え方が甘い…みな幼い…
それがゆえに、自分の立場をそれぞれ一番だと主張したかったのか…
いろいろな事件のそれぞれが、それぞれの思い込みで実行されて
しまったのではないかと、思いました。
そうであるとしたら、とても狭く、甘く、幼いと思います。
________________ 以下本文より
「共生すること」
「他人の権利を脅かさないこと」
が一番大切なのだというのが、20年間苦闘した私の結論です。
他人に思いをはせ、尊重すること。
そうすれば、悲しい出来事は起こりません。