Tokyo Olympic 2020 - dreaming days

ついにレースが、自分の目の前で始まりました。

どのレースにも感動しっぱなしです。

決勝初日から、大感動でした。
日本の大橋選手の金メダルや、オーストラリア女子のリレーの世界新での優勝など、熱いレースが多すぎて本当に言葉では表せないくらいの興奮を全身で感じていました。

初めて生で見るオリンピックメダリストへのメダルセレモニーは、見ている私も涙がでそうでした。選手たちの夢のオリンピックの舞台にかけてきた感情は、見ている人みんなの心を熱くします。




（オーストラリア女子は４ｘ１００ｍフリーリレーは圧倒的な強さを見せ、３分３０秒を切る世界記録樹立。一人あたり平均が５２．５を切っているのには本当に驚きです。）



（そして大橋選手の金。感動しました。強かったです！）


（午後の予選の後、控え場に戻るときプールが五輪カラーに輝いていました。）


大興奮のレースは９日間続きました。

朝は６時４５分に現地に向かい、帰りは夜１１時半を回ることもありましたが、一日最後の〆は、久しぶりの日本で楽しみにしていたコンビニ弁当、菓子パン、缶コーヒー、缶ビールなどいろんなものを毎晩楽しみました。

Tokyo Olympic 2020 Pre Race day 2

いよいよ始まります。

興奮しているのは自分だけかもしれませんが、選手たちは以外とリラックスしているようでした。

去年から、延期になったオリンピック。世界中で多くの選手達がその現実をどう受けて止めてきたのか？おそらく、それをきっかけに選手人生にピリオドをうった選手もたくさんいたはずです。コロナの影響でまともに練習もできずに、苦しい期間を乗り越え、決して万全ではない状態でも、国内の厳しい選考会を戦い、やっとの思いで今年のオリンピックの切符を手にした選手達。その道を経てやってきた彼らが、今実際にこうやって東京の会場で、ついに始まる自分のレースを前にした時、おそらく、彼らには喜びと感謝の気持ちが溢れ出てるのでしょう。ここまで来たら、あとはやってきたことを出し切るのみ。そして、ようやく実現したこの東京オリンピックを心から楽しむ。そういった雰囲気を私はレース前の選手たちを見て感じました。

GBの選手達はいつも早めに来てウォームアップをしていました。
Adam Peaty、Jame Guyが一番にプールに入っていましたね。


さあいよいよ始まります！




（Mel MarshallコーチとGBチームが一番にアップ開始です）

（これを見ると本当に心がドキドキします）

（今回は午前決勝、午後予選です。なので、最初のセッションは午後の予選からスタートです。）


（もう一つのウォームアッププールと選手控え場です）

（私の上では、松岡修造さんもスタンバイしています）

Tokyo Olympic Games 2020 - Pre Race days

２０００年のシドニーオリンピックから私の第二の人生が始まったと言っても過言ではありません。
それから、オリンピックに憧れ、オリンピックの素晴らしさに魅了され、いつしか私の大きな夢になりました。

それ以来、オリンピックの年には人生の大きな分岐点を迎えてきました。

２００４年には今の妻と出会い、２００８年には第一子いや、双子なので第一子二子授かり、そして２０１２年には第３子を授かりました。
そして、２０１６年は、こじつけですが、私の名前と同じ、リオオリンピックが開催。そして、２０２０年。。。

２０年目のオーストラリア人生節目の年に、奇跡とも言える、オリンピックがなんと私の母国日本の東京で開催されるという、おそらく今後死ぬまでもう二度とないんじゃないかと思うこの奇跡に、今回、更に奇跡が重なり、私の夢であるオリンピック、しかも競泳会場の現場に自らが参加することとなったのです。

２年ほど前に、ひょっとしたことから、OBS（オリンピック・ブロードキャスト・サービス）からの依頼を受け、メディアのクルーとして競泳種目の放映に関わることが決まっておりました。

正直、私の夢は「代表コーチとしてオリンピックの舞台に立つ」ことですが、それでも、現在の世界の状況を考えると、いったい何人の人が現地の会場内に入れるのか？そう考えると、こんなありがたい話はないと思い、メディアとしてでも、夢のオリンピック競泳会場のプールサイドで、世界でも最も注目されるレースを生で見られることに最高の喜びを感じ、本当に一生忘れることのできない経験を今回、東京アクアティックセンターでしてまいりました。

９日間の、あの熱い感動を少しでも伝えられればと思います。


（ANAでの快適なフライトでした。コロナの影響で、特別に許可を得た人だけの搭乗でした。３人がけに１人だけが座れるので、横になって寝れました）


（久しぶりの日本！）


（待ってたのは、物凄い数の書類検査やコロナ系の検査でした。荷物を受け取るまでに数時間かかりました）

（アクレディテーションを受け取ったときは嬉しかったー！）

一日はホテルでゆっくりし、次の日早速会場となる、東京アクアティックセンターへ！


（日本に住んでいた頃も通ることがなかった、レインボーブリッジを毎日渡ってプールへ。五輪を見た時は感動でした）

（メディアクルーの待機場所へは、このチェックポイントを通ります。荷物検査や、コロナテスト（自分で毎朝やる）のサンプルを提出します。自衛隊の方々が毎日朝から夜遅くまで働いておりました。お疲れさまです）

（大感動です！）


（会場内で初日は迷いました。。。みんなとはぐれてしまい）








（とにかく感動でした。初めてプールに入ったときの胸のドキドキは忘れません。）

（いきなりウォームアッププールに現れたのは、イギリス（GB）チーム！おおおお、Mel Marshallやーー！ということは。。。

（いましたー！世界のスター、Adam Peaty！！！！ド感動でしたね。）

（おっと、カイル・チャーマーズもストレッチ中）

（前々日ウォームアップで、たくさんの選手がいきなり泳いでいるのにワクワクしました。これは平井コーチと大橋選手です。）

プール内でカメラマンがみんなセッティングをしているあいだ、私はおどおどしながらも、プール内をうろうろさせていただきました。
本当に感動しました。「ほんまに、来たんやな〜」って最初に実感しました。

プールからもどって、実際にオンタイムで放送や編集をするところがメディアコンパウンドにあります。（プールとここの行き来を毎日何度もします。歩いて１０分くらいでしょうか）競泳撮影クルーのトラック内がこんな感じです。




２日後にいよいよ競泳レースがスタートです！

LINKs of valuable informations (re: COVID-19 period)

COVIDの1日ごとの感染者の数もだいぶ減少し、規制がだいぶ緩んできました。

国からもプールのオープンの許可が制限付きですが、許可されました。

しかし、今だに私たちのプールからはオッケーのサインが出ません。こちらからプッシュすることもできないので、ただひたすら我慢して待つだけとなっております。

この２ヶ月間の間、いろいろな情報を収集したり勉強したりすることができております。
テクノロジーの発展がこんなに活用され、重宝された時期は何のではないでしょうか？

今回はこの投稿を生かして、私自身の資料整理をさせていただきたいと思います。

いろいろなリンクをここに載せておくことで今後も検索、アクセスがし易くなることを期待して。。。


まずは、NSWISから、自宅できるトレーニングをアップしているページを。
https://www.nswis.com.au/high-performance-at-home/15-minute-full-body-workout-for-beginners-at-home/
https://www.nswis.com.au/high-performance-at-home/30-minute-full-body-workout-banded-edition/

Bob BowmanのCOVIDー19後のトレーニング理論
https://www.youtube.com/watch?v=czvfdnH3UYA&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3qMiNvSh1Xw_0iaQnVkhH1n9mWeoUJQIpQpknOVAQ4l23G07iB_0zsI-s

HRやエナジーシステムの勉強になる資料
https://mcusercontent.com/e20436f6fca5ac60e3be3189a/files/63846f35-8750-4e27-a3d8-4f7ff0d87383/The_Swimtraxx_Guide_To_Improve_Your_Swimming.pdf?mc_cid=b06da30741&mc_eid=c7c3028e69

PASAのドライランドのプレゼンテーション資料
https://www.usaswimming.org/docs/default-source/clinics/online-clinic-series/training-and-technique/10-10-12-dryland-training--scott-shea.pdf

Swimming Scienceのインタビュー動画 etc etc
https://www.facebook.com/watch/live/?v=330518544593001&ref=watch_permalink
https://www.swimmingscience.net/5-reasons-why-the-covid-19-break-is-good-for-swimmers/
https://www.swimmingscience.net/olympic-swimmers-crazy-or-not-what-do-you-think/

Competitive Swimmer Magazine
https://www.canva.com/design/DAD2G7O_cYE/W-tRCoBpahWondWYkcT09Q/view?utm_content=DAD2G7O_cYE&utm_campaign=designshare&utm_medium=link&utm_source=publishsharelink#1

AIS Framework FOR REBOOTING SPORT IN A COVID-19 ENVIRONMENT
https://ais.gov.au/__data/assets/pdf_file/0006/730374/35845_AIS-Framework-for-Rebooting-Sport-Summary.pdf?mc_cid=363cd6d049&mc_eid=68cecbbf54

Swimming AUS National Guildlines For Restarting Club environments
https://issuu.com/swimming.australia/docs/national_guidelines_for_restarting_club_environmen?fr=sYTY0ZTEzOTQzNzA&mc_cid=363cd6d049&mc_eid=68cecbbf54

Nutrition Info
https://www.compeatnutrition.com/nutrition-and-immunity/?utm_term=immunity&utm_campaign=Improved+Immunity+-+CV+trend&utm_source=adwords&utm_medium=ppc&hsa_acc=1084285005&hsa_cam=9585333549&hsa_grp=99105369735&hsa_ad=425009474323&hsa_src=g&hsa_tgt=kwd-296462050787&hsa_kw=immunity&hsa_mt=b&hsa_net=adwords&hsa_ver=3&gclid=Cj0KCQjw2PP1BRCiARIsAEqv-pSRx6q_MLzgqvdBuiBU7M7T6lEpS66upUeUo8nwxkmNfiX_hTL88QkaAqfzEALw_wcB
https://www.usaswimming.org/news-landing-page/2020/05/13/stocking-up-for-balanced-meals-with-dietitian-kelly-jones

USA Swimming Webinar Zoom Presentations schedule
https://www.usaswimming.org/news-landing-page/2020/04/24/webinars

Social Kick Interview
Leah Smith
https://www.thesocialkick.com/podcast/sk36-leah-smith
Chad la Tourette
https://www.thesocialkick.com/podcast/sk35-chad-la-tourette

未来は？

目に見えない恐怖。

映画とかでしか感じたことのなかった恐怖が今実際に世界で起こっています。

毎日色々な制限が国によって定められています。遂に、外に出ることまでが普通のことではなくなってきています。


世界的に大きな問題はやはり人類の健康・安全。それが何よりも大事なことだと改めて痛感させられています。

しかし、人にはそれに相当するくらいの大切なもの、”心”があります。

私たちはその心を中心に生きていると言っても過言ではありません。人から心を取ったら何が残るのか？それこそ、AI時代と言えるでしょう。
機械的なことだけが行われる時代。それが今の災いを持って人類に問いかけられているような気もします。

心が今失われようとしています。

仕事や趣味は人間の心があるからこそ成り立つもの。それが失われてしまうと、人々はどうやって生きていくのでしょうか？

そして今は何に希望を持てがいいのでしょうか？


あるいは、これは人類への大きなメッセージなのかもしれません。

人類が増えすぎたのか？それとも我々が間違った方向へ進んで行こうとしていたのを今回のケースで”見直せ”と言おうとしているのか？


家にいるだけだと本当にいろんなことが頭を駆け巡ります。



世界から見たら末端の末端である、一個人、私の心の問題。

どうしたらいいのか？今、正直何をするべきなのか？一コーチとして何をしないといけないのか？
ただただ無力と無気力だけが湧き上がるだけです。

自分はリーダーには向いていない。それを心から痛感します。

甘えてます。本当に甘えてます。

でも、今は全てから逃げたい。

TOP 10 Club at NSW State Open Championships

先週末は、ノーテーパーで臨んだ、NSW STATE OPEN CHAMPSでした。

コロナの影響で思ったよりも選手が少なかったっですが、それでも国内のトップ選手が今年も集まりました。
マッキオン、チャルマーはやっぱり速かった〜


その中でも、我々も奮闘しました！

やはり絶好調ではないなか、それでもベストを連発する選手が続出。
また愛する選手たちに大きな力をもらった大会になりました。

ありがとう！

そしておめでとう！！

よーく頑張りました！




（女子は４x１００Free Relay で銀メダル！）

（クーパーは４００IMで見事銅メダル！）



（女子の４x２００Relayは優勝！）








このチームとできるだけ長く戦っていきたいな〜

ほんまに、何年ぶり？

元教え子、チサ！！！


日本に帰国したのが、彼女が１２歳の時やから。。。

今年から就職のチサ。

ほんまにすんごいすんごい久しぶり！！！
大きくなって〜（なんかお父さんのような気持ち？）綺麗になって〜

変わってるようで、変わってないようで。

もうすっかり大人なチサにびっくりしました。


機会を設けてくれたアミとアミの家族にも感謝です。


楽しかったよー！そしてすごく懐かしかったよー！

久しぶりの再会

潤平！
ほんまに久しぶりにオーストラリアで再会。

タスマニアでレースに出ていて、その帰りシドニーのトランジット中に会いに行ってきました。

相変わらずで、本当に楽しい時間でした。ありがとう！

強くなってたし、どうやら東京代表も決まりそうだし。
すごく安心したよ。

東京はまだまだどうなるか分かりませんが、彼のようなベテランにとっては本当に本当に色々な犠牲などをへてたどり着く集大成の場。
それを簡単に延期など、ましてやキャンセルなど。。。
絶対にやめて欲しい。


どうしても彼の勇姿を見たい！彼もそのために全てをぶつけて果てしない努力を続けてきました。
今回でなんと５回目のパラリンピック代表となる潤平。

彼のような、大ベテランには最高のステージを用意してあげて欲しいです。

オリンピック、パラリンピックが予定通り開催されますように。。。

潤平のために、そして全選手の夢のために。。。











「大好きやぞー潤平！

シドスカ オープンウォータースイミング頑張ってます！

シドスカは今シーズンからちょっと真剣にオープンウォータースイミングに取り組みはじめました。
と言っても、ベースはまだまだですが、それも年齢を考えて、まずは慣らす意味で、１kmから始めました。

で、先月は、せっかくなので、この国で一番大きい、全豪のOWS選手権の間に開催される、１３歳以下の子たち向けの２.５kmの本当の海のOWSのレースに参戦させました。

結果は、シドニーが男子で４位。スカイが５位でした。本当によーやったと思います。

コンディションも相当きつかったようですが（水温とうねりがかなりありました）二人とも楽しんだようです。
ナビゲーションの技術がまだまだですが、それも経験がナンボですので、それをこの年齢で経験できることは後々必ずいきてくると思っております。

日本チームも参戦。しかもヘッドで今回は太田コーチが来ていたので、本当に久々にお会いできて本当に嬉しかったです！
シドスカとの再会もすごく喜んでいただいて感謝です！

太田コーチは、今は今週末のドーハのFINA OWSシリーズの第一線に行っております。ぜひ良い結果が出ることを祈っております。




（ミアちゃんとも再びアデレードで再会できました。強くなってた！）







（太田コーチ、本当にありがとうございました！色々とお話もできて嬉しかったです）

初・祝・オーストラリア代表選手出ましたー！！

ご無沙汰しております。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

去年は本当に色々ありました。オーストラリアに来てからの大きな転機でした。

長年お世話になったカーライルを卒業しました。

相当悩んだ決断でした。

でも、この経験から改めて周りの人たちの支えのありがたさを感じましたし、家族の大切さも痛感しました。

現在は、クラブごと独立し、Narrabeen Swimming Clubとして始動しております。

今シーズンは、選手とサポーターの皆さんの温かい支援のもと、好成績を連続しております。
年末の州選手権では、連日決勝、メダルラッシュで、見事トップ１０クラブに！本当にみんなの頑張りが嬉しかったです。
チーム一丸となった結果でした。

そして、2020年一発目の大舞台。全豪のオープンウォーター選手権で、なんとなんとなんと、
ついに念願の、オーストラリア代表に、私の選手が選ばれたのです！

ジュニアチームですが、それでもナショナルチーム初選出でした。

Tiffany Walsh が７.５kmで２位に入り、8月に行われる、世界ジュニア選手権にオーストラリア代表で出場します！

本当に素晴らしいです！

こっちでコーチをはじめてからこの目標のために頑張ってきて本当に良かったです。

僕が代表チームに入れるかは？まだわかりませんが、それはちと難しいかと。。。でも、選手が選ばれたので、本当に嬉しく思っております。


この大会には、シドスカも２.５kmに出場させました。本人たちはいい経験をしたと言っております。
何より、子供たちと初の遠征だったので、僕が一番楽しかったんじゃないでしょうか。


日本チームの太田コーチにも再会できてそれまた最高に幸せでした。


さあ、2020年いい年になるように、もっともっと頑張っていきます！


これからもどうかよろしくおねがします。